国際結婚/国際結婚アーカイブ

ビザ申請(ガイドの場合) (3ページ目)

挙式はすんだものの、正式な結婚届けはまだどこにも出していません。カナダに戻っていよいよ結婚手続きとビザ申請が始まりますが……。

執筆者:シャウウェッカー 光代

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最後の大仕事はビザ申請

結婚手続きよりもっと大変なのがビザの申請です。これから国際結婚する予定の方は、婚姻手続きとビザ申請という2つのステップがあるということを覚えておいていただくといいですね。よくこの2つがゴッチャになっている人がいて、それでますます混乱してしまうのだと思いますが、2つは別物、順々に手続きすればいいと考えれば、それだけで少し整理がついてくると思います。

ただ、これも、カナダの結婚手続きと同じで、私たちの体験の詳細を書くことは控えたいと思います。「この情報をいちばん知りたかったのに」という方、ごめんなさいね。カナダでは2002年に移民法が大きく変わっているため、私たちの話はもはや参考にはならないし、混乱を避けたいというのが大きな理由です。

それに、私たちの場合、私が既に個人で移民ビザを取得しており、夫が私の配偶者として申請するというちょっと変形パターンだったので、結婚後のビザ申請をしたのは彼のほうだったのです。相談しながらでしたが、フォームはすべて彼が書き込み、必要書類も自分で集めていました。当然といえば当然ですが、通常はまだ言葉もよく分からない配偶者のほうが申請しなければならないことが多いですから、やはり夫婦で協力しながら進めていくのがいいですよね。

ビザの申請に関しては、各国政府や関連機関のホームページにアクセスして最新情報を入手していただくのがいちばんいい方法だと思います。

夫婦の最初の共同作業

結婚式の司会の言葉で、もう使い古されているものに「さあ次はケーキカット。夫婦の最初の共同作業です」なんていうフレーズがありますが、私は、国際結婚カップルの最初の共同作業は婚姻届けとビザ申請の一連の手続きだと思います。
本当に大変だけど、晴れて結婚証明書が届いた日や、自分の戸籍が新しくできたとき、そしてビザが取れた日の喜びはヒトシオ。ぜひ2人で盛大にお祝いしてください。

こうして結婚式からビザ申請までのあわただしかった日々を思い出してみると、よくあの忙しさの中でこれだけやったなあと思います。やっぱり火事場の馬鹿力ですかね~(ちょっと違うか)。過ぎてしまえば、どれも楽しい思い出であり、2人が信頼関係を築きあげていくプロセスの一端となっていたような気がします。

これから手続きを始める方、今まさに渦中の方、大変かもしれないけれど、1つ1つクリアしていけば終わらないことはありません。お2人の初の共同作業、どうぞがんばってください。

 

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