国際結婚/国際結婚アーカイブ

「私たちの国際結婚」シリーズ Vol.1(前編) インド人の夫の誠実さに感動(2ページ目)

さまざまな国際結婚カップルにスポットをあて、出会いから結婚、そして現在までを紹介していくシリーズ。第1回はインド人のご主人、12歳の息子さんと都内に住むC・Kさんのストーリーです。

執筆者:シャウウェッカー 光代

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いよいよ家族に打ち明ける時が……

おつきあいも深まってくると、当然、家族への紹介を考えるようになります。
Kさんはまずお母さんに話し、引き合わせてもいたので、こちらは大丈夫だったのですが、問題はお父さんです。大学を卒業しても門限は8時で、単身赴任先から確認の電話をかけてくるほど厳しかったお父さんだったので、これは一筋縄ではいかないぞ、と……。徐々に彼の存在を匂わすようなことを話していったそうですが、当時、お父さんもKさんのちょっぴり頑なだった性格が変化しているのを感じていたらしく、これは何かあったかな?と思っていたようです(さすが親子!)。
そしてついに告白→ごたいめ~ん。
会って直感で彼の人柄を見抜いたお父さんは、無言で承諾。All AboutのTVコマーシャルのようなことにはならず、メデタシメデタシでした。

ところが……
彼のお母さんが大反対! 彼は長男で代々お坊さんという家柄。そもそも留学に関してもお母さんはいい顔をしていなかったのです(そのため、数年前アメリカ留学を断念したといういきさつがある)。
彼はKさんに心配かけないよう、一言だけ伝え、あとは一切何も言わなかったそうです。反対されてつらかったKさんも、もう彼を信じて待つしかない、と……。

実はこの頃、すでにおつきあいを始めてから3年たっていたお2人は、彼の卒業やKさんの年齢というタイミングもあり、日本国内で手続きをして、周囲の人々に祝福され、正式に結婚をしたのです!

ここで私は大ギモン。
「家族をとっても大事にするご主人なのに、お母さんの賛成を得られないうちに結婚してしまったのは、どうしてですか?」
その答えは感涙モノでした。
「彼は自分が生まれ育った家族より、“自分の新しい家族”としての私を選んでくれたのです」
思わずジ~ン。さらに
「英語もベンガル語(ご主人の母語)もできない私がインドに住むのは無理なので、結婚した時、生涯日本に住むことを主人は決心したんですよ」
再びジ~ン。

その後の1年間、彼は毎週の手紙にいっさいKさんのことを書かず、最後はお母さんが折れて、認めてくれたそうです。こちらもメデタシメデタシ、でした。

晴れて双方の家族から結婚を承認されたお2人ですが、このあとも国際結婚ならではのさまざまな出来事に直面します。
後編をお楽しみに!
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