海外ウエディング・ハネムーン/海外ウェディングの段取り・注意点

海外挙式に反対の両親の説得(2ページ目)

彼からのプロポーズを受け、両家のご挨拶も終わり、結婚式の準備に突入! 「結婚するなら海外で、って決めていたの!」と張り切った瞬間、親から「結婚式は国内できちんと!」とのお達しが…さてどうする?

家倉 呉実

執筆者:家倉 呉実

海外ウェディング・ハネムーンガイド

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解決策2)「両家で旅行できる二度とないチャンス」ということを強調

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花嫁と新郎パパのダンス! なんていうのも素敵
一度も海外旅行をしたことのない親御さんであれば、費用負担はともかく「初めての海外旅行へお連れします!」という親孝行姿勢で話に臨んで。また、両家で旅行ができるチャンスはそう滅多にありませんから「短期間で両家が仲良くなれるまたとない機会である」ということを伝えましょう。

実際に国内で披露宴中心の結婚式を行う場合、両家が顔を合わせている時間はせいぜい3~4時間ほど。お母様同士がお互いの息子・娘の子どもの頃の懐かしいエピソードを話し合うような時間は皆無と言っていいかもしれません。この点、海外ウエディングなら最低でも3泊5日の旅の間、一緒に食事をしたり、観光をしたり……たっぷりある時間を共有できるので、両家の親好が急速に深まります。

また、海外旅行への不安は「飛行機はビジネスクラスを用意する」や「現地では日本語の添乗員を付ける」など航空会社や旅行会社のサービスを利用することで解消を。 

解決策3)雑誌やWEBの「体験談でイメージアップ!」を計る

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花嫁のパパが新郎へ「娘をよろしく」と挨拶する感動の瞬間
さらにの不安を解消し、海外挙式に対する良いイメージを持ってもらうには先輩カップルの体験談が効果的。海外ウエディングの雑誌やWEBの花嫁ブログなどをコピーして見せてあげましょう。現地に到着してから、どんな風に過ごすのかを時系列で説明しているような記事が参考になります。

「こんなにきれいな場所でウエディングできたら素敵でしょう?」「お母さんの衣裳も留袖じゃなくて、軽いサンドレスとかワンピースでいいのよ!」といった具体的なビジュアルがあれば、ご両親も想像しやすいはず。花嫁とパパが海へ続くバージンロードを歩くシーンを見たパパが「いいよ、行こう!」と難色を示していたママを説得してくれた、という体験談も。

解決策4)帰国後に「お披露目パーティを開催します」と約束

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帰国後パーティの会場は大きなモニターのある場所を選んで
仕事や健康上の都合でどうしても海外挙式へ列席できない家族や親族がいる場合やしきたりを重んじて周囲へのお披露目が必須な場合は「帰国後パーティ開催」で解決を。

帰国後パーティは通常、海外ウエディング後6カ月以内にホテルやレストランで披露宴を行うことを言います。大げさな披露宴はちょっと避けたい……という場合、規模(人数、料理内容etc..)によってはご祝儀をいただくのではなく、会費制のパーティにするのもひとつの方法です。

そのパーティの席で「家族だけで○○○(国名)○○○(都市名)の○○○教会で挙式をしてきました。映像に収めてきましたので、どうぞご覧ください。」と挙式シーンを放映すれば、海外へ来られなかったゲストにも晴れの日の感動が伝わり、もう一度お祝いしてもらうことができます。
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