海外ウエディング・ハネムーン/海外ウェディングの段取り・注意点

海外ウェディングの段取り

海外ウエディングの成功の鍵を握る出発前の準備。「あの時ああすればよかった……」と後悔しないためにも次の5ステップをしっかりチェックしてくださいね。

家倉 呉実

執筆者:家倉 呉実

海外ウェディング・ハネムーンガイド

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最低でも挙式予定日の6ヶ月前から行動して、後悔しないウエディングを実現しましょう
海外ウエディングの成功は、出発前の準備で決まります。下見のできない海外だからこそ、情報収集や手配会社(海外ウエディングを手配してくれる旅行会社やウエディングプロデュース会社をここでは「手配会社」と呼びます)選びが重要なポイント。

ここでは準備の際に知っておきたい基本情報をご紹介。「あの時ああすればよかった……」と後悔しないためにも次の5ステップをしっかりチェックしてくださいね。

ステップ1:情報収集

「海外ウエディングがしたいなー」と思ったら、あらゆる情報を収集したいものです。方法として、まずは雑誌や専門のWEBサイトをいくつか見て、イメージを具体化していきましょう。

ステップ2:エリア、挙式スタイル、会場、手配会社を決めよう

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撮りたい写真の背景は海ですか? 山ですか?
資料が揃ったところで、ふたりの海外ウエディングの憧れイメージを、条件と合わせながら固めていきましょう。

エリアを決める際には、ウエディングだけなく、新婚旅行先としての魅力も加味するとよいでしょう。季節のこと、どの時期が雨期であるか、混雑するのはいつ頃か、などベストシーズンを考えるのも大切なポイントです。また、さらに重要なのは参列ゲストの顔ぶれを考慮すること。ご年配のゲストや小さな子供に配慮すると、長時間の渡航や時差が大きいエリアは避けた方が良いかもしれません。

海外ウェディングの挙式スタイル
海外ウエディングの場合、大きく分けて下記の3つになります。

■ブレッシング
信者でない日本人が教会などでキリスト教式をする場合、結婚を祝福(ブレッシング)するという形式。出発前の入籍が必要です。

■人前式
立会人に結婚の宣誓を見届けてもうらうスタイル。お城やガーデン、クルーズなどでの挙式によく見られます。最も自由度の高いスタイル。

■リーガルウエディング
日本の戸籍に海外ウエディングの記録が残る、法的効力のある手続きのこと。挙式当日までは未入籍が条件です。

挙式スタイルと同時に考えたいのが挙式会場。教会やチャペル、お城やクルーズなど、海外にはさまざまなタイプの挙式会場があります。

海外ウェディングの挙式会場タイプ
■教会:宗教の教義を信者に伝えるために牧師や神父様が常駐している建物。
■チャペル:個人が祈りを捧げるために建てられた礼拝堂。結婚式専用も。
■ホテル:敷地の広いホテルは海外でも人気。館内やガーデンで挙式。
■お城:貴族や王族ゆかりの建物。城内のチャペルやサロンでウエディング。
■市庁舎:市庁舎内の専用室にて現地のカップルと同様、法に則った挙式を。
■邸宅:別荘や邸宅を挙式スペースに開放。挙式~パーティまで貸し切りで実現。
■娯楽施設:特設会場を舞台に人気キャラクターの祝福、といった楽しい演出が満載。
■クルーズ:豪華客船や貸し切りクルーザーでの海上挙式。船長などが式を進行。

手配会社の絞込み
さて、エリアと会場候補が挙がったら、次は手配会社選びです。海外ウエディングは基本的に日本国内にある手配会社を通じて現地の教会やチャペルに申し込むことになります。

まずは、希望のエリアや会場を扱っている会社をみつけ、各社を訪問することをおすすめします。各社が開催しているブライダルフェアや説明会に参加するのもよいでしょう。ふたりの希望にぴったり合う手配会社をみつけて、しっかり味方につけて準備をスタートしてください。
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