極意3 司会役を立て、進行スケジュールを作成しよう
司会役に料理やドリンクのオーダーなどパーティ全体の仕切りを依頼すると進行がスムーズに |
これは司会者がおらず、ウエディングのパーティだというのに、特別な進行スケジュールが用意されていないことが多いからです。司会、親の挨拶、友人からのお祝いの言葉などが全くない、10名の会食シーンを想像してみてください。お話上手な盛り上げ役がひとりでもいれば別ですが、それぞれが黙々とお皿に向かって食事をする、という静かな光景が浮かびませんか?
こんなことにならないために、友人か兄弟に司会役をお願いしておくことが重要。進行のモデルスケジュールは下記の通り。芸達者なお友達がいれば、余興を頼んでも面白いかもしれません。
【モデル例】
開会の挨拶(司会者より)
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乾杯(新郎父より)
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ケーキカット
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歓談
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自己紹介(各自)
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両親へのプレゼント
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閉会の挨拶(新郎より)
極意4 その土地ならではの粋な演出を用意しよう!
ハワイではフラダンサーがパーティ会場を盛り上げるのが人気 |
最近は国内披露宴でも度々見られますが、「ファーストバイト」というケーキをお互いに食べさせ合う儀式をご存知ですか? これは新郎から「一生あなたを食べさせてあげるますよ」新婦から「一生おいしい料理を作ってあげますよ」といった意味を込めて行われる欧米のならわしです。海外ウエディングの場合、青空の下でこのファーストバイトを楽しむカップルが多く、写真映えします。
また、おすすめしたいのがその土地ならではの音楽やダンスの演出。ハワイならウクレレ & フラダンス、バリならガムラン演奏とバリ舞踊、スペインならギターとフラダンス……オプションオーダーで依頼することができるので、手配会社へ相談しましょう。
極意5 喜ばれるプチギフトは現地調達しよう!
最後にお礼の気持ちを込めてプレゼントしたいのがプチギフト。日本から用意して行くのも良いですが、食品の場合は海外へ持ち出すのに規制もあり、何より荷物が嵩みます。そこでおすすめなのが現地調達。エリアによっては周囲にお買い物ができる場所がない、といったこともあるので事前に調査が必要です。では、どんなものが喜ばれるのでしょうか?
せっかく海外まで来てくれたゲストへはその国、その街ならではの品物が思い出にもなるので良いでしょう。ハワイならコアの木でできたフォトフレーム、チョコレート、サイパンなら願い事が叶うことで話題のボージョボー人形、なんていうのもユニークかもしれません。イタリアでは美味しい地元で採れたオリーブオイル、フランスやカリフォルニアではワインも素敵です。
現地調達で注意しなければならないのはラッピング。素敵な包装を購入したお店にお願いできないケースもあるので、日本からリボンを持参しておけば便利でしょう。ゲストに「来てよかった!」と言わせる、楽しい現地パーティを成功へ導いてくださいね!