ウエディングドレス/ウエディングドレスの選び方

やりすぎ花嫁にならないためのドレス選び(2ページ目)

一生に一回だけだから、せっかくの結婚式だから、こんな言葉に翻弄されていつの間にか、やりすぎ花嫁になっていませんか?花嫁衣裳にまつわるやりすぎ花嫁伝説&そうならないためのアドバイスを。

小野 美保子

小野 美保子

結婚 ガイド

大学卒業後、アパレル会社を経て、株式会社タガヤにてドレス・和装のコーディネーターになる。その後、同社の結婚式場でウエディング・プランナーとして、結婚式のプロデュースにも携わる。

花嫁がほとんど席にいない…

ブライズメイド
花嫁に直接お祝いを言いたい、少しでも話したい、これってゲスト皆が思っていることですよね。
【写真協力:エクラ銀座 Bridesmaids
これはゲスト側から「結婚式で残念だったこと」としてよく挙げられる、花嫁がほとんど席にいなかった。つまりお色直しのやりすぎ花嫁。お色直しの回数が多いことだけが問題ではないのですが、それでも手っ取り早く改善するにはお色直しの回数を減らすことも1つの方法。着られなかった衣装は、結婚式前に前撮りとして写真に残しておくといいでしょう。早めに撮影しておけば、結婚式当日に受付や控え室に写真を飾ることもできます。

またお色直しの短縮に欠かせないのはヘアメイクのスピード。たとえお色直しが1着であっても、ヘアメイクが遅ければ衣装チェンジもスムーズにはいきませんよね。もちろんプロのヘアメイクなので心配しすぎることはありませんが、やはり事前に席を外す時間を少しでも短くしたいことを、プランナーや担当してくれるヘアメイクにアピールするしかありません。もう1つ侮れないのがお支度をする部屋と、バンケット(披露宴会場)の距離。

大規模なホテルなどは、支度をする美容室とバンケットが離れていてその移動にも時間が取られてしまうことも。花嫁が廊下を走って移動するわけにもいかないので、意外にこの移動で時間をロスしてしまうのです。だからはじめからお色直しはいっぱいしたい! と思っている花嫁は、結婚式場選びの段階でそこもチェックして結婚式場を選ぶこと。5分、10分というほんの些細な移動時間ですが、お色直しや主役の花嫁が席を外す時間としては、大きな時間なんです。


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