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結婚式に振袖は何歳までOK?ゲストで着る振袖の疑問を解消しよう

結婚式に振袖は何歳まで着ていいのでしょうか。「結婚式に振袖は何歳まで着ていいの?」「未婚女性しか着てはだめ?」というお悩みから、成人式や結婚式で着用するようになった由来など初歩的な知識までゲストとして振袖を着るための素朴な疑問を解決します。

小野 美保子

執筆者:小野 美保子

結婚ガイド

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結婚式に振袖を着るのは何歳まで大丈夫?疑問を解決しよう

結婚式に振袖は何歳までOK?ゲストで着る振袖に関する疑問を解決!

華やいだ印象になる和服姿。主役の花嫁が振袖を着る予定なら、あらかじめどんな色&柄なのか確認しておきましょう。


結婚式に着物を着て出席するゲストも増えてきました。着物好きのガイドとしても嬉しいところ。着物の役得は、着るだけで華やかになるところ。帯を締めれば気持ちも背筋もしゃんとしますよね!

結婚式で着物を着るとなれば、一番に思い浮かべるのが振袖。成人式や卒業式、もしくはお見合いなどで着られた方もいるのでは? そんな振袖は、未婚女性の着物だとは知られた話。今回は結婚式におよばれした際に、振袖を着る場合の疑問を解決します!
 
 
<目次>
 

そもそも振袖とは?なぜ未婚女性なのか

振袖は未婚女性だけが着ることができる衣装の中で、最も豪華な正礼装といわれる袖の長い着物です。着物のルールはいろいろあれど、シングル女子としてはコレを着たら間違いなし! なのが振袖です。

振袖が未婚女性のものになった理由の1つに、江戸時代に振袖の袖を振って愛情表現をしていたことがあるそうです。ちなみに結婚してからはその必要がないので、袖を短くしたそう。またこの袖を振る仕草から厄払いやお清めの儀式に通じ、そこから成人式や結婚式などの人生の門出の際、身を清めるために振袖を着用したとも言われているようです。
 

振袖の種類・選び方のポイントとは

あなたらしいコーディネートを見つけてくださいね!

あなたらしいコーディネートを見つけてくださいね!

「ハレ着(晴れ着)」である振袖は、袖の長さで3種類に分けられています。

・大振袖(約115cm、三尺三寸)
・中振袖(約105cm、二尺八寸)
・小振袖(約85cm、二尺三寸)

袖が長いほど格式が高くなるといわれています。本振袖ともいわれる大振袖は、花嫁が着ることもあります。その場合、ゲストが少し格を下げて中振袖を着るのが礼儀です。

中振袖は成人式や結婚式の出席などで着られていたものですが、最近は身長とのバランスから成人式に大振袖を着ることが多く、ゲストも大振袖しか持っていないことが多いようです。よほど格式を重んじる披露宴でなければゲストが大振袖を着ても問題はないでしょう。ただし主役である花嫁が振袖を着る以上、花嫁より控えめに、そしてなるべく着物の色などがかぶらないよう配慮したいものです。

小振袖は一般的には採寸をしてつくってもらいます。演劇鑑賞やお茶会などにも着られ、可愛らしい印象の振袖です。10代で結婚式に列席する時などには、特におすすめですよ。
 

振袖は何歳までOK? 年齢制限はある?

未婚なら結婚式に着ていってもOK……?

未婚ならOK……?

振袖は何歳まで着ていいのか? 実はこれ多くの人が悩むところ。

未婚女性は振袖というけれど、なんとなく振袖は「若い子のもの」という印象があり、たとえシングルでも何歳までOKなのか、とても気になります。

元々は13歳から24歳の大切な儀式に着る祝着であった振袖ですが、時代が変わり、今や20代後半から30代40代のシングル女子も珍しくもありません。

未婚であり、また派手過ぎない振袖であれば、30代前半まで着てもOKということが最近の意見でしょうか。特に友人としての出席の場合はあまり気にする必要はないでしょう。ただし20歳のときにあつらえた振袖を30代で着るのであれば、派手過ぎないか、若すぎないかチェックしましょうね。

躊躇なく振袖を着られる世代であっても、花嫁と似た振袖を着ていたり、コーディネートがちぐはぐだったりする方が恥ずかしいことです。つまりTPOに合い、自分に似合っていることが大切だということでしょう。

逆に10代・20代前半で結婚した女子の中には、「まだまだ振袖が着たい!」願望があるでしょう。基本的にはNGですが、現在では友人の結婚式の場合、既婚者でも振袖を着る人もいます。ただし主役である花婿花嫁に確認をして、格式を重んじる披露宴や親族が多い場合はやめましょう。本来は未婚の女性のものですからね。

親族として出席するときは、やはり既婚者の方の振袖は避けましょう。だんなさん側の結婚式では、特に避けたほうがいいかもしれません。振袖は袖を短くして、嫁入りの決意を表現したと言われるものです。お身内の中には結婚後の振袖を快く思わない方もいるかもしれません。ここは無難に黒留袖や色留袖あたりを選ぶとよいでしょう。

婚礼マナーも年々、少しずつ変わってきています。会場や結婚式のスタイルによっては、厳しいドレスコードを意識する必要もなくなりました。それでもやはりお祝いの席だということは、今も昔も変わりません。ゲストも花婿花嫁、そしてご親族やご家族のことも配慮して、衣装選びをしましょう。

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