男もきりりと和でキメる
男性の浴衣姿も素敵!
男前なパパは家族の自慢! (写真提供 :男着物の加藤商店)
P.1:浴衣・甚平 / 着付けのポイント
P.2:下駄・雪駄 / ハンチング・パナマ帽
P.3:信玄袋・シザーバッグ / 手ぬぐい
浴衣・甚平
最近は男性用の浴衣も豊富になり、浴衣売り場のメンズコーナーが年々広くなっています。夏祭りでも浴衣姿の男性をよく見かけるようになり、甚平も夏祭りからルームウェアまで幅広く支持されています。
【 素材 】素材は綿または麻が主流で綿麻の混紡もありますが、綿のほうが手入れが楽。麻はシャリ感があって人気ですが少々お高い。綿麻は双方のメリットがあります。男っぷりを上げるのなら麻がおすすめ!ハリがあって上質ですし、なんといっても涼しげです。特に甚平は、部屋着だったら洗濯機でジャブジャブ洗える綿でもよいのですが、街で着るならそれなりのセンスでまとめないといけません。
【 色 】色は白、生成り、紺、黒が主流ですが、幾つかの百貨店で伺ってみたところ、汚れも目立たず誰にでも似合うので、人気があるのは紺系だとか。白や生成りは2着目以降の購入者で、おしゃれ上級者が多いようです。ただし、白や生成りは透けやすいので、下着にご注意ください。
【 帯 】浴衣は帯で雰囲気が変わりますから、上質でベーシックな浴衣を選び、毎年帯を買い足すのも賢い方法です。洒落た帯をきりりと締めて、粋な大人を演出してみてはいかがでしょう。
浴衣や甚平はちょっと…という方は、和モダンなアロハシャツを纏ってみてはいかがでしょう。アロハのルーツは日本の着物ですから、職人の技が光る本物のアロハはかなり粋。和モダンなアロハは、大人の男性にこそ着ていただきたいアイテムなのです。
■アロハのルーツは日本の着物~Pagong
着付けのポイント
後ろ姿に色気を感じさせましょう…帯の位置を少し右寄りにすると粋に見えます。 |
恰幅がいいほうが着映えするので、お腹周りが気になる方も自信を持って着てください!
和服に縁のない男性にとって浴衣はコスプレに近い感覚を覚えるはず。いつもと違う自分に変身するのはなかなかの気分で、立ち居振る舞いまで男前になりますよ。
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