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気楽に撮影!絆を強める家族のポートレート

ポートレートは家族の歴史。七五三や入学・入園だけじゃもったいない!その時その瞬間には戻れないから、後悔する前に始めましょう。センス良く撮るコツ、ひと味違う年賀状のヒントもご紹介します。

三浦 康子

執筆者:三浦 康子

暮らしの歳時記ガイド

誰もが張りきる「七五三」ですが、この大イベント後は写真館も遠い存在……
七五三の時期を迎えて写真館へ向う親子をたくさん見かけ、ふと思いました。
「みなさんは写真館で撮影した家族写真を何枚お持ちですか?」

結婚を家族のスタートとするならば、結婚式~七五三あたりでストップし、片手で足りるほどではありませんか?実はガイドもそのひとりでして、それをとても後悔しています……

撮っておけばよかった……と実感します

こんなショットも素敵ですね。
家族の写真なら手持ちのカメラでいつでも撮れますので、ここでは写真館などでプロが撮影したものを「家族のポートレート」と呼ぶことにします。結婚当初は毎年家族のポートレートを撮りたいね~と言っていたガイド家ですが、少しその気になっては、サイフの紐が固くなって挫折、引越し先で写真屋さんを探すのが面倒で挫折、写真写りに自信がなくて挫折。七五三以来、家族で写真館に行くこともなくなってしまいました。

しかし、撮っておけばよかった……。費用がかかろうが、ありのままの自分を見るのが嫌だろうが、それを上回る良さがあるからです。


恒例イベントにしてしまうメリット

節目の年はフォーマルに、普段はもっとカジュアルに。家族揃って歴史を刻みましょう。
毎年、家族のポートレートを撮っている方に伺うと、「家族の足跡になる」「年に1度の恒例イベントとして楽しめる」と口を揃えておっしゃいます。写真館に行くことが家族の歳時記に組み込まれており、反抗期や親離れした子供たちもその日ばかりは結束するそうで、「面倒くせーなー」と言いながらも高校生の息子さんがおめかししていたりするのも、恒例イベントならではのことでしょう。子供たちが成長するのに伴って家族写真が激減しますから、こういう機会は貴重なのです。

もちろん、わざわざプロに撮ってもらうわけですから、それなりに費用も手間もかかりますが、こうして撮影した家族のポートレートは、スナップ写真とは違う楽しみ方があります。


家族の歴史を刻むワクワク感!

年々増える家族のポートレート。服装に気を配るとまとまり感もアップします。
家族のポートレートは1枚だけで見るよりも、複数年のものを眺めるほうが楽しい!ガイドの周りにも、毎年必ず写真館へ向かう人がいますが、専用アルバムを作ってみたり、額に入れてずらっと飾ってとても幸せそうです。がらんとした壁の隅っこに1枚だけ飾っている新婚さんがいましたが、これから先、この壁をうめる未来のポートレートを想像するとワクワクする~と微笑んでおりました。

欧米では家族のポートレートを飾るのが当たり前ですが、気恥ずかしさが先に立つ日本人はなかなかそうもいきません。
それはきっと、こんなことが原因ではありませんか? >>>

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