この美しさ…いったい、何が違うんだろう?
お召しに赤、金、黒を組み合わせて新春のおめでたい雰囲気に。着物¥8,400/帯¥4,725/下駄¥2,625(表示の無いものは参考商品) |
「あれは私がまだ着付けの助講師の頃、たまたま料理屋さんで隣り合わせた芸妓さんの何ともいえない着こなしの美しさに、いったい自分の着方とこの人と何が違うのか、どうすればこんな風に品良く・色っぽく尚且つ粋に着こなせるのかと、まじまじと観察してしまいました。それから着物を着るたびに衿の抜き方や帯の高さなどいろいろ試して見て、今、私なりの着こなしが出来るようになってきたように思います」。
ちなみに、芸妓さんの着物の仕立ては私たち一般人の仕立ての寸法より色々な部分で微妙に違うため、仕立ての構造上、着付けだけで全く同じ様に着こなすのは難しい…と後から知ったそうですが、「実際芸妓さんでもない私が丸々仕立ても何もかも真似したところで逆に変でしょう。普通の仕立ての範疇で着こなしを模索することで、玄人さんでもなく素人さんでもない私なりの着こなしになったのだと思います」。
本当の意味での着こなしとは…
衿の抜き加減って重要なポイント!品良く、女らしく、素敵に魅せるバランスを自分なりに模索してみましょう。 |
宮崎さんは、『都をどり』(祇園の舞妓・芸妓による京舞の公演会。毎年4月開催)や『南座の顔見世』(京都・南座の師走恒例歌舞伎興行)を観劇する際、そこに来られている着物姿の人(着物姿の方が多く、芸妓さんもたくさん観に来られています)を観察するのが楽しみだとか。「皆さんもそういう見方でファッションチェックをしてみると結構楽しいし勉強になりますよ!」とアドバイスしてくださいました。
宮崎さん、一笑スタッフの皆さん、素敵なお話とコーディネート実例をありがとうございました!
まずは袖を通すことから始めましょう
着物ではんなり。仕草や物腰まで変わってしまうから不思議です。 |
いつもと違う自分…その装う喜び・楽しさが、洋服とは違う魅力を引きだしてくれるはず。貴女の着物姿を見て眉間にシワを寄せる人なんていませんよ。「惚れ直したよ」って言わせてしまうような素敵なオーラをまといながら、冬の街へ出掛けてみてはいかがでしょうか。
< 取材協力 >
注目度満点の「一笑オリジナル・手作り帯留め」 左上:ガラス葉付花¥3,675/中段:三連花(スワロフスキー・アマゾナイト)¥3,675/左下:2弁花(グリーン)¥3,675/右下:四角(スワロフスキー)¥3,150/花(オレンジ・茶・白・ブルー)各¥5,040 |
■アンティーク・きものブティック 一笑
アンティークから未使用の現代着物まで揃った店内は、ブティック感覚で立ち寄れます。レンタル着物や着付け(要予約)サービスもありますから、着物で京都散策も夢ではありません!
所在地: 京都市中京区麩屋町三条下ル 〒604-8075
電話: 075-251-1920 不定休
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