すべての柱は黒く磨き上げられ、潔い白の真壁とのコントラストが清々しい。ゆっくりと待つ時間もシアワセそのもの。そばへの期待がいやが上にも高まる。
▲居心地のよい、癒しの空間
しばらくして、野菜天ぷら700円が届いた。大輪の花を咲かせたようなオブジェが見事。訊けばこれはそば粉を溶いてバッターとし、油面に垂らして形づくったものとのこと、確かな腕前の証である。
▲野菜天ぷら
待ちかねたせいろそば900円が届いた。切りそろえられた美しい麺線。素晴らしい。口に含むと、リッチな水溶性蛋白質の存在を感じた。や、これは!我々が1998年に坂戸で収穫した伝説のそばの味に似ている。あとで品種を訊いてみよう。
▲見事なせいろそば
こちらは、せいろそばのアップ。細めの繊細な麺線である。
▲せいろそばのアップ