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短い蕎麦になってしまう、どうしてもうまく切れない そば打脱入門ワンポイント(2ページ目)

ちょっとしたヒントを得るだけで俄然素晴らしい蕎麦になるものだ。初心者が蕎麦打ちしている画像をもとに、脱入門のポイントをアドバイス。

執筆者:井上 明

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解決法は、どれもあっけないほどシンプルだ。これらのポイントを押さえておけば、そば打ちがもっと楽しくなる

【解決法】
  • スダレ状になっている→ まな板のせいではないだろうか?家庭用のまな板は、中央がすり減っていることが多い。そのようなまな板を用いると、刃が直線となっている麺切り庖丁を活用できない。よいまな板を求めるか、凹んだまな板にたっぷり打ち粉を敷いて作業すると解決する
  • 麺の太さが細くなったり・太くなったり→ これについては、ひたすら庖丁の練習あるのみだ。麺線の太さが均一でないと満足に茹でることができないので、太くともいいから麺線を揃えるようにしたい
  • 蕎麦が短い→ 加水~水回しに失敗しているせいだ。玉にした直後は、麺帯(ドゥ)を鉢に押しつけるようにしながら、体重をかけてよく捏ねて、ドゥに赤ちゃんのほっぺのようなテリを出す(この事をツラを出すと呼んでいる)。ただし、あまり長時間やってはいけない。2-3分で決めてしまおう。本ノシ以前に打ち粉を振りすぎるのも、蕎麦が分断しやすくなるのでよくない


これらに注意して、もう一度チャレンジしてみて欲しい。案外簡単に問題点が解決するのではないだろうか。

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