大阪グルメ/大阪の和食

博多もつ鍋 蟻月(大阪・堂島)(2ページ目)

大阪は心斎橋、東京では恵比寿などで人気の「博多モツ鍋 蟻月」。予約困難なもつ鍋屋として有名なこちらが、堂島にもお店をオープンしました。ヘルシーでリーズナブル、おなかもいっぱいになると評判です。

執筆者:渡部 功平

まずは一品メニューから


一品メニューは博多を本拠とするお店らしく、九州に縁のあるものがたくさん。酢もつ(578円)はスターターとして特におすすめ。たっぷりと量もあるので、鍋までのつなぎに突付くのにピッタリです。その後は温かいもの、たっぷりネギとめんたいの玉子焼き(630円)が良いでしょう。ふわふわの玉子焼きの中にはたらこが入っており、ピリッと辛味がきいています。


若鶏の唐揚げ(788円)は、「博多秘伝のタレ仕込み」ということで、甘みのきいたタレにコクがあります。熊本直送霜降大トロ馬刺し(1,890円)も押さえておきたい一品です。牛肉などに比べて低カロリーでビタミンやグリコーゲンなども多く含む馬肉は、健康食としても注目されています。しょうが醤油で食べる馬刺しは、クセもなく食べやすいこともあって女性には特におすすめです。

3種類のもつ鍋


さて、メインのもつ鍋は3種類。白味噌ベースの「白のもつ鍋」(写真左)、醤油風味の「赤のもつ鍋」(写真右)、ポン酢風味の「金のもつ鍋」です(各一人前1,260円・二人前~)。一番人気は、やはり白。昆布と鰹節の出汁に、味噌の甘みがとてもマッチしています。


しかし、もつ鍋がおいしいのは中盤から。もつのコクと、野菜の甘みが行き渡ったスープにちゃんぽんを入れると、このスープを吸い込んだ太麺がいっそうおいしくなるのです。白にはちゃんぽん、赤には五島うどん、金には雑炊がおすすめとのことですが、お好みのものを入れるのも良いでしょう。ガイド的には白に雑炊というコンビもボリューム感があって好みでした。


最後は黒豆ときなこアイス(420円)で締め。ねっとりとした食感のアイスに、黒豆がたっぷり。豆のシャープな歯ざわりが際立ちます。

予算的にはひとり4,500円くらいとリーズナブル。20代前半くらいのお客様も多い賑やかな店内ですので、グループで楽しみながら、という使い方がオススメです。

梅田からすぐ、堂島にひっそりとあります
梅田からすぐ、堂島にひっそりとあります
<店データ>
■「博多もつ鍋 蟻月 堂島
所在地:大阪市北区曽根崎新地2-5-34
TEL: 06-6348-2211
(予約受付は15:30~。2週間先までの予約受付となります)
定休日:なし
営業時間:17:00~24:00(ラストオーダー)
交通・アクセス:地下鉄四つ橋線西梅田駅より徒歩約3分
地図:Yahoo!地図情報

HP:博多もつ鍋 蟻月
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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