オーソドックスな料理も美味
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| 甘鯛のポワレ 新緑の香草風味ソース |
こちらは打って変わってオーソドックスなスタイル。この皿、格好いいな、と思って見てたら、以前「ヴァリエ」さんでも見たことがありました。お皿はコルビシェフ自身が選んでいるそうですが、やはりおいしいものを作るシェフは皿のセンスも良いんでしょうね。しっとりと焼き上げた甘鯛に旬の野菜（今回はサツマイモ、芽キャベツ、ペコロス、れんこん）を添えて。ソースはしっかりとハーブをきかせてあり、おいしいソースのときだけしかパンにつけて食べない僕ですが、こちらのソースは一滴も残さず綺麗にいただきました。
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| 春野菜を彩ったホロホロ鶏のロティ 赤いフルーツビネガーの効いたソースにて |
肉料理。今度は和の要素もある食器ですね。でも、なぜか違和感がないのは、シェフが日本の食文化にも詳しいからでしょうか。クローシュ（銀のふた）をかぶせて運ばれ、取ったときには甘酸っぱい香りが立ち込めます。鶏肉よりもクセがないのにコクがあるホロホロ鶏。程よい弾力のある肉はとてもジューシーで、フルーティーなソースが旨みをより引き立てています。
次ページでは名画のように美しいデザートや誰もが喜ぶ演出のハーブティーをご紹介。
