紅茶/ティールーム・カフェ

ラ・ターブル・ドゥ・イズミ/茨城

【茨城県ひたちなか市】手作りの焼き立てスコーンと紅茶のお店。セルフ形式で1杯から自分の好きな紅茶を入れて楽しむことの出来るティールーム。

桑原 珠玉

執筆者:桑原 珠玉

紅茶ガイド

ドアを開けると流されてくるスコーンの甘いかおり。甘い香りの主は店内真ん中のテーブルにこんもり盛られています。今回は焼きたてのスコーンが自慢の茨城県の人気店、ラ・ターブル・ドゥ・イズミをご紹介します。
茨城県ひたちなか市にあるスコーンと紅茶のお店 ラ・ターブル・ドゥ・イズミ。


焼きたてのさくさくスコーン


スコーンは一切機会を使用せず手コネ100%。次々に焼きたてが運ばれてきます。
現在、スコーンは一番人気のプレーン、バナナ、かぼちゃ、ふすま、けしの実とレモン、チーズ、きな粉、ほうれん草など全部で40種。このうち日替わりで4種類焼かれています。手作りのスコーンは小さめに焼かれているため、その日のスコーン4種のどれも逃すことなく食べられそうです。

月ごとに変わる限定スコーン(15~20個)も用意されていることがあります。必ずしも毎日ではありませんが、行ってみてのお楽しみ。
2月限定のいちごのスコーンとブラックココアのスコーン。
2月はチョコレートと地元茨城産のいちごを使用したスコーン。いちごのスコーンはいちごチョコとドライいちご入りのピンク色をしたかわいいスコーン。ブラックココアのスコーンにはドライいちごの粒とホワイトチョコが中に隠れています。クリームなどをつけずそのままいただいてもおいしい。先着順に出されるので早めにいくと食べられそうです。


いろいろな種類の紅茶を1杯ずつから楽しめる


小さな湯のみ1杯から自分でいれていただく紅茶スタイルも人気。
紅茶はフレーバー系を中心にオーナーの黒澤さんが茨城県内からは花水木とばんどう紅茶園、名古屋のえいこく屋、栃木県の知茶、大阪のチェルシー・ガーデン・ティー、ドイツのシーラを選び取り寄せています。

店内中央には茶葉、中国茶を入れるくらいの小さなティーポット、お湯、湯のみが用意されているので、お好みの紅茶をチョイス。ティーポットをつかって自分で入れます。小さめ湯飲みに合わせて、茶葉は少なめに入れられています。お湯はティーポットの2分の1弱ほどを目安に入れるといいようです。冬を感じられるものには、柚子の皮のチップが入った柚子紅茶やダージリン オータムにヘーゼルナッツの香りを付けたものなど。店内一番人気は、中国緑茶ベースにバラとマリーゴールドをブレンドした「つくばの森」。

天井から吊るされたたくさんのスコーン飾りもかわいい店内。
好みの紅茶を入れたら、茶葉が入っていたケースをバケツの中に戻します。その使用済みバケツをちょっと除いてみると、どの紅茶に特に人気が偏ることもなく、それぞれが自分の好みで茶葉を選んでいるようでした。その店で、バリエーション豊かな品揃えというのも人気のひとつのようですね。

スコーンだけ、紅茶だけといった単品での注文はしておらず、スコーンと紅茶のセット(850円)などのセットメニューのみ。他にもいろいろなセットメニューがあり、いずれもスコーンを好きなだけいただけます。

近くには国営ひたち海浜公園や総合運動公園があり、家族連れや中高生のグループも多く来店しています。ラ・ターブル・ドゥ・イズミではスコーンのお持ち帰りも可能。お店自慢の手作りコンフィチュールとともにお土産するのもいいですね。

■店舗情報
ラ・ターブル・ドゥ・イズミ
茨城県ひたちなか市馬渡907-1
TEL:029-274-5331。
OPEN:10:00~21:30 (ラストオーダー 20:00)。
月曜定休。
お店からの情報など
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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