ニュープレイスからの眺望。右に見える建物はシェイクスピアの生家。


ソクラテス像が立つフォーマルガーデンからみえるニュープレイス。
花の町、千葉県南房総市。東京の都心からでも車なら2時間ほどで行ける週末のリフレッシュスポット。
海を眺め、海の幸を堪能したり、いちご摘みで採れたての甘いいちごを食べてみたりと、ファミリーで訪れてもカップルでもそれぞれの楽しみ方ができるので春のおでかけにぴったり。菜の花、薄いピンクや濃い紫色のストックが地面を色づかせ訪れる人の気持ちを和ませてくれます。


シェイクスピアの生家とニュープレイス


シェイクスピア・カントリー・パークは南房総市にある道の駅ローズマリー公園にあります。シュイクスピアの生家であるバースプレイスはイギリスのストラトフォード・アポン・エイヴォンに現存する生家を再現しています。
シェイクスピアカントリーを再現するために、木材、建具、石畳、レンガ、家具などは英国から輸入したものを用いています。建物は英国で職人が仮組みしたものを分解してコンテナで輸入、最終的には英国人監督のもと、日本の大工さんが組み立てるという作業。本国の建物を訪れたことのある人でもその見事な造りに感心させれることでしょう。

シェイクスピアの生家で使用されている屋根用の素焼きレンガ、骨組み、建具に用いられたオーク材、壁に用いられた漆喰は当時でも簡単に入手できたそうです。職住兼用として機能していた建物の内部も精巧にできており、家の一部で行われていた手袋作りや羊毛倉庫なども見ることができます。

写真左側はシアターホールとなって、シェイクスピア劇上演にも利用されます。
ニュープレイスはただひとつ残されていた17世紀の旅人のスケッチ画をもとに世界で初めて建造され、イギリス本国にも存在しない貴重な建物。シェイクスピアの作品がよくわかる展示室や、120名収容でき、演劇会場としても使用されるシアターホールとなっています。また、シアターホールでは京都大学文学部の喜志先生がシェイクスピア作品の特徴や見方について実際のシェイクスピア劇を例に優しく解説してくれるフィルムが定期的に上映されます。コの字型をしたこの建物2階回廊からは、ノット式庭園や4賢人像が建つハーブや季節の花が植えられたフォーマルガーデンがよく見渡せます。ガーデンの端にあるアーボ(歩道)にはハニー・サックル(すいかずら)が植えられ、5月下旬にはかわいい花を咲かせます。