ペリカンのパン
ペリカンの10種類のパンの中で、わたしは気にいっている2種類をいつも選んでしまいます。冒頭で例にした、小さいほうの角食パンと、小さいほうのロールパン。それで完璧。満ちたりてしまい、いろいろ食べるより、このパンを繰り返しずっと食べていたいと思うのです。ペリカンの食パンはトーストしたときの耳がおいしいので、少しだけ多く耳を味わえる小さい食パンが特に好きです。2枚食べるのにも、ちょっと厚切りにしたいときにも、ちょうどいいのです。
ロールパンの生地には卵が入っていますが、表面には塗ってありません。だから固い光沢がなく、やわらかい表情をしています。
2斤(小さいほうの角食パン)580円 1斤は290円 |
小ロール(10個入り)470円 |
小ロールは一番人気のパンで、一日に5000個近くもつくられるそうです。店主の渡辺さんも好きだというこのパン。そのまま食べるのは焼きあがり当日だけで、翌日からはちょっと焦げ目がつくくらいまでトースターで焼いて、バターをつけるのがおいしいと言います。
さて、今回初めて食べた大きいほうの角食パン。小さいほうと比べて味わいにさほど違いはなく、おなかの空き具合と気分で選べばいいとわかりました。もう一種類、型に蓋をしないで焼く山型の食パンは、よりサックリと軽いトーストが好きな人にいいと思います。
ロールパンは生地が巻かれている分、目が詰まっていますが、同じ材料でつくっていても「中丸」という名のパンは、のびやかに空気を抱き込んで、ふわりとした食感。これでサンドイッチをつくるのも良さそうです。
1斤半(大きいほうの角食パン)435円 3斤は870円 |
中丸(5個入り)360円 |
次はペリカンの今とこれから。猛さんのお話に続きます。