朝ごはんではさほど気にしないのですが、
お昼ごはんにパンを食べる時,
たんぱく質や野菜のビタミンが足りないかなと思うことがあります。
この季節には、温かいスープがパンのランチに気持の良いバランスを作ってくれると思います。
ここでいうスープは、カップスープやフレンチのコースに出てくるスープではなくて、
野菜や豆のたっぷり入った家庭の味のスープのことです。
自分で作る時のコツは、豆や芋類、カリフラワーなど、ほろほろと崩れるタイプのものと
玉葱を、煮崩れさせること。コンソメと一緒に、野菜や豆を水からことこと
煮て塩こしょうするだけでもいいのです。
豆のスープは豆自体にも味があるので、おいしくて、「ベジタリアンになっても良いかも」
と思わせるほどの魅力的な味です。 ひよこ豆やレンズ豆がお勧めです。
お昼のために作るのは大変ですから、まとめて作っておいてもいいですね。
スープと食べるパンはシンプルな味のパンドカンパーニュ、シャンピニオン、サワードゥブレッド、
ブレッツェンなど、リーンなパンが合います。
ちょっと浸して食べたりするのも、おいしいものですね!
スープ専門店、NYでは少し前からブームです。
例えばかわいい名前のSouperman。
朝、市場で仕入れた材料でその日の10種類以上のスープを作り、
近所で評判のベーカリーの全粒粉やサワードゥのパン、丸ごとの果物とチョコレートまでついて5ドルほど。
日本で食べるファーストフードの値段です。
メインディッシュとしてのスープ屋の先駆け的な店Daily Soupのスープも具沢山で、パンに載せて食べられるそうですから、日本のカレーのような感じですね。
ローファットあり、乳製品不使用あり、ベジタリアン用あり、と健康や好みにも気を使っています。 仕事が忙しくても、ひとりの食事でも、自分の体のための食事、大事にしたいものです。
NYでは小さな普通の店でも、手作りのスープを出してくれるところが多いので、元気づけられました。
こんなお店が日本にも続々開店しています。
SOUP DELI(千代田区)、
Dear Soup(中央区、目黒区)
滋味豊かで、あたたかいスープとおいしいパンが手軽に食べられたらいいですね。
特別なものも変わったものもいりません。
毎日食べるのには、あたりまえでシンプルなスープやパンが一番ほっとするのです。
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