ラーメン/東京のラーメン

2003年末にオープンした昔ながらの店 池之端 松島(東京・根津)(2ページ目)

作られた「昔ながら」の雰囲気ではなく、新店なのに味も雰囲気も「昔」に帰れる癒し系の店。

大崎 裕史

執筆者:大崎 裕史

ラーメンガイド

▲テーブルが2卓とあとはカウンター席
テーブルが2卓あるが6席分しかない。カウンターも7席ほど。私が行った時はいずれも2-3人のお客さんしか居なかった。特に2回目は稼ぎ時の昼12時半だったが先客1名、後客2名の閑散とした状況である。まだ知られてないのかもしれない。しかし、だからこそゆっくりとランチタイムを過ごすことができ、ゆとりの気持ちを取り戻せるのだ。


▲基本メニューのラーメン(醤油味)
メニューはいたってシンプル。醤油味のラーメン、ねぎラーメン、めんまラーメン、チャーシューメンの4品。接客や片づけは女性の担当が居るがラーメン作りは若い店主が一人でやっているので、メニューは増やせないのだろう。スープは半透明であっさり。具はチャーシューとメンマとネギ。いたってシンプル。麺はしなやかな感じ。インパクトはないもののじんわりと味わえるタイプ。


▲日替わりメニューで食べた鶏塩そば
2回目に行った時は日替わりメニューというのが始まっていた。その日の日替わりは「鶏塩そば」。細く裂いたささみとワカメ、ネギ。スープは透明な塩味。醤油と同じようにじんわり系。この日替わりメニュー、日によっては冷やしになったり、ご飯物になったりもするらしい。引き出しが多いことを思わせもするが遠くから行く場合は、日替わりが何なのかも大いに気になるところであろう。麺メニューの場合とご飯メニューの場合では、食べに行く気持ちも違うであろうから。


▲手のし餃子 400円
旗も出してるくらいだから「餃子」もウリの一つ。やや小ぶりだがもっちりした皮の餃子はランチタイムでも食べてもらうことを考えたのか、ニンニクは入ってない。ラーメンと比べて400円はちょっと高いかな、とは思った。でもラーメンだけで物足りない人は、やはりラーメン+餃子ライスで腹一杯にしよう。


【DATA】店名:らーめん・手のし餃子「池之端 松島」 最寄駅: 根津 住所: 台東区池之端2-7-5(根津駅出口2を出て上野動物園方面に進み100メートルぐらい行ったあたりの路地を右に入ってすぐ) TEL: 03-3824-3151 営業時間: 11:30-14:30、18:00-22:00  休日: 日曜 メニュー: ラーメン600 ねぎラーメン650 めんまラーメン700 チャーシューメン800
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■麺道楽が集う店・第一弾「光江」
■麺道楽が集う店・第二弾「きむら家」
■麺道楽が集う店・第三弾「一力」
■麺道楽が集う店・第四弾「二三太楼」
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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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