フランス料理
フレンチの決め手はやっぱりソースにあることを再認識

ここを訪れるために高松に行きたい

メインは鴨のローストに白アスパラのソテー。ソースは粒マスタードベースだが、相当煮詰めて余分な水分をすべて飛ばし、鴨の出汁とほんのりと効かせた粒マスタード、わずかの蜂蜜も加えられているのであろうか、見た目以上に非常に複雑に味わいが重ねられている。いや、参った。ワインは白2杯目のリースリングがこのソースにぴったりとはまる。このマリアージュは後年記憶に残るほどと言っていい。


デザートも申し分がない。フルーツのシロップ漬けは甘さ加減とリキュールが入ったスープが印象的。さくっとしたミルフィーユはヴァニラのクリームが心地よい。あっと驚くデザートでは決してないが手抜きのない仕事ぶりが味わいにしっかりと刻まれている。

デザート
さくっとした食感が未だ舌に残る
ル・シェノンの料理をどう表現したらいいのだろうか。東京とは違う心地よい緩さがあることは間違いない。オーナーシェフの大角利光氏はずっと地元高松で仕事をしてきたという。マダムの選ぶワインは銘柄に捉われることなく、シェフの料理にぴったりとはめ込んで来るスタイルだ。


テラス
 
ホームページの最後にはレストランの写真とそれを表現するポエムが添えられる。





風が通り

光が集まる

いのちのめぐみをいただいて

わたしたちは生きてゆく


ぜひこちらから辿って「PHOTO」のページをご覧いただきたい。

見知らぬ土地で味わう料理、そしてサービス。ダージリンの最後の一滴までもゆっくり味わい、静かになったダイニングから雨に濡れる庭を眺めていた。

わざわざ訪れるべきレストランを高松に見つけて、心ときめいた夜であった。

シェフとマダム
このお二人にまたお会いしたい
ル・シェノン
761-1403 香川県高松市香南町吉光137-6
JR高松駅から車で30分、高松空港より車で10分程の住宅地にある。
周辺地図
tel.fax/ 0120-018572(携帯からもつながるフリーダイヤル)
mail/ info@le-chainon.com
ランチ/12:00~14:00(L.O) ディナー/18:30~20:00(L.0)
ランチもディナーも席数が少ないため、予約が必要。


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