そして恵比寿。この街のフレンチというとシャトーレストラン・タイユヴァン・ロビュションを筆頭にレストラン・ドゥ・レトワール、モナリザ、オ・コション・ローズ、マッシュルーム、カーエム、レスパス等しっかりとフレンチの歴史を刻む名店に加え、新しいところではサリューといったこれから大きく成長する若いレストランがバランス良く存在している。上記のフレンチは皆安定した実力店ばかりで、フレンチの楽しさが満喫できるお勧めのレストランと言える。
「マッシュルーム」ではなかろうか。ここの特徴がずばり、キノコにあることは今や非常に有名である。9年ほど前に開店したときにはフレンチの看板を特に意識しないで営業していたせいか、洋食屋さんと勘違いして来られたお客様も多いと聞く。4~5年前からキノコ中心のメニューをより充実させ、今日に至る。シェフの山岡氏は84年27歳の時に渡仏修行し、帰国後93年36歳の時に独立。40代半ばとは思えない風貌とウイットに富んだ語り口は天性のものと見る。キノコ料理の出版物もあり、この食材を語らせると右に出るものはいないと言われる。
1年半ぶりに食事に出かけたが、ますます充実したクリエイティブなキノコ料理にノックアウトである。
で、その料理とは?