ネットにハマって人が変わる?
『今晩ネットゲームにログインするから...』
家にいると、いつも誰かとチャット中。しつこく話しかけると...
『うるさいなっ(半ギレ)』
そして、あなたのお子さんは大丈夫ですか?
せっかくの家族団らんタイムなのにゲームに夢中。声をかけても、
『・・・・・(無視)』
最近になって急に人付き合いが悪くなった友人。外で遊ぶよりゲームをやっている時間が長くなってきたお子さん。がらっと人間が変わってしまったあの人は、一体どうしてしまったのでしょうか? そしてあなた自身も、知らず知らずに最近インターネットに接続している時間がどんどん長くなってきていませんか?
CONTENTS
1、あなたは大丈夫?“ネット依存症”の症状とは
2、ネット依存症、あなたはどのタイプになりやすい?
3、『熱中型』依存性の克服法・対処法
4、『習慣型』依存性の克服法・対処法 5、『現実逃避型』依存性について
6、これからネットゲームを始める人、子供にやらせるか迷っている人へ
あなたやあなたの周りの人は大丈夫?
仕事で利用し始めたインターネット、趣味で始めたチャット、遊びとして始めたネットゲームが、徐々に生活にも影響し始め、最後は生活の中心の座を奪ってしまうなんてことも?!時間があれば「1秒でも長くインターネットに繋いでいたい!」「インターネットから離れると不安になる。」
そんな“ネット依存症”の人が急増中なんです。
しかし、一言で“ネット依存症”といっても、人によって重症度や依存症になってしまった原因は様々。今回は、ネット関係の中でも依存症を引き起こしやすいといわれるネットゲームを例に、「ネット依存症とはどのような症状なのか?」「ネット依存性にはどんなタイプがあるのか?」「どのように対処すればいいのか?」などについて考えてみたいと思います。
ネット依存の症状とは? ネットゲームの例をご紹介!
それではまずは、「ネット依存性」になるとどんな症状になるのかについて、ネットゲームを例に説明します。ネットゲームをやっていない人は、メールやチャット、掲示板など、あなたの身近なものに置き換えて考えてみてください。■生活サイクルがネットゲームを中心に動くようになる
独身の一人住まいなら食事や入浴も簡単に。家にいる間はTVも見ない。ひたすらパソコンの前に座りネットゲームを続ける。睡眠時間は激減する。家族と同居なら会話も少なくなり用事が終わると自分の部屋に戻りネットゲームをプレイ。
■ゲームにログインしてない時間でも、どこかネットゲームについて考えている
昼間のログインしていない時にも、頭のどこかでネットゲームのことを思い出していた。自分がログインしていないこの時間、もしかしたら他のプレイヤーがドンドンとレベルを上げているかもしれない。このままでは自分は取り残されてしまう…というような脅迫観念に似た心情になる。
■余暇の過ごし方が変わる
カラオケやスポーツ、映画を見たりと楽しんでいたがネットゲームを始めてからは家で過ごすことが多くなり、その大半をネットゲームに費やす。TVの話題からも離れ人気ドラマも見ることを忘れてしまう。家族との外出は渋々と出掛ける。
■友人との会話にも変化が…
ネットゲームにハマっている人は友人との会話にも自分がプレイしているネットゲームの話題をしきり持ち出します。やたらに友人をもネットゲームに誘いこむようになります。
■さらに進行すれば…
現実の世界とバーチャルなネットゲームの世界との区別ができなくなる。居心地のいいネットゲームにハマってしまい仕事も辞める。生活そのものがネットゲームだけになってしまう。未来的な予測であるゲーム脳よりも現実として既に社会問題になっているひきこもりやニートと呼ばれる状態にも。
どうですか? あなたやあなたの周りの人は、上記のような傾向はありませんか? もし少しでも思い当たるふしがあったら要注意です!
また、同じような行動を取っていても、ネット依存になる理由によってコトの深刻さは全く違ってきます。
次のページでは、ネット依存を引き起こす原因をタイプ別に紹介します。あなたはどのタイプ?>>次のページへ |