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続編があった!『NEWおばけ屋敷ゲーム』(2ページ目)

去年復刻された『おばけ屋敷ゲーム』だが、発売当時には、その人気ゆえに続編も作られていた。しかも前作をはるかにしのぐ恐ろしい仕掛けが! 十字架を手に掲げよ、そして・・・

執筆者:双六屋 カゲゾウ


前作を超えるスケールアップ! 続編はこうでなくっちゃ

さあてお立会い、ここからが本題です。『NEWおばけ屋敷ゲーム』の最大のキモはボード中央にドデンと設置するどくろルーレットですよ! でもって、このルーレットがすげぇーなんのって具合のハイテクの塊(←ボードゲーム的見地からは)

前作までのはおばけとの対決フェイズでは、プレイヤーは「知恵」「勇気」「力」のカードを1枚ないしは2枚選び、それがおばけの弱点であるかどうかを他のプレイヤーが見て判定しました。

どくろルーレット
こういうやたらと力の入ったギミックがプレイヤーを熱くする!
しかぁし、「NEW」ではそのジャッジをどくろルーレットが判定してくれるのです。プレイヤーは3つある穴のどこかに十字架を差込ます。その瞬間、効果音が発せられ、怪物の高笑いが流れたらプレイヤーの負け、悲鳴が聞こえたらプレイヤーの勝利となります。剣の音がしたばあいは、引き分けで穴を選びなおします。

そうだよコレコレ、ちびちゃいときは、十字架をもつてが震えるぐらい心拍数がはやくなりました。


で、何十年ぶりかにルーレットに電池を入れ、十字架を差し込んでみたですよ。一発目に「ぎゃあああ」という怪物の悲鳴を引き当てたのですが、それが存外に爆音、ちょっとだけびびってしまいました。


このルーレットのギミック以外は、オーソドックスな双六なので、大人だけで遊ぶには少々厳しいですが、おばけというモチーフ、オドロオドロしいグラフィックアートはいつの時代の子供にも大ウケするはず。

今度、甥っ子が遊びにきたら一緒にコレを遊んでやろう。

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