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大人の空間で古典遊戯を堪能する 闘茶で3ガイド風流対決!(4ページ目)

お茶を飲みあてて点数を競う日本の古典遊戯「闘茶」 このゲームにコラボレーション企画として中国茶ガイドの平田さんと横浜ガイドの田辺さんが参戦。ガイド3名によるAAJ横断対決にの顛末は如何に!?

執筆者:双六屋 カゲゾウ

成績発表です。源氏式の2ラウンドと二見式の1ラウンドの都合3ラウンドを合計した闘茶の結果は…


ご主人の手による答え合わせ

 
平田さん  3 + 1 + 1 = 5 点
田辺さん  3 + 2 + 0 = 5 点
双六屋   3 + 2 + 0 = 5 点


あれ、仲良くドロー! 簡単だと思われた二見式は平田さん以外得点なし。いやほんとむずかしいんですって。

ラウンド数が少なかったのであまり差はつきませんでしたが、結果こそ引き分けだったものの平田さんはお茶を一含みしただけで産地を当ててしまう場面も(もちろん正解)さすが!


競技の合間には平田さんのお茶談義で「耳」でもお茶を楽しできました

●参加ガイドさんからの感想

中国茶ガイド 平田さん

闘茶といえば中国では宋代に行われていた遊びとして知られています。茗戦と呼ばれ歴史は古く、産地や茶を点てるのに使った水の種類を判別し合って勝負を決めるものと「湯色」と「湯花」によって勝負を競ったものなどがあったといわれています。

今回の闘茶は中国のものとはちょっと違ったものでしたから、私には始めての体験。しかし、最初の源氏式は、難しすぎでしたね。日本茶3種の比較は、分かりやすかったです。日本茶でも、産地によって全く味が異なるということを知ることが出来ただけれも、非常に勉強になりましたが、これがこんな遊びのスタイルで気軽にできると、どんどんお茶に興味が沸くのではないかと思いました。楽しい時間をありがとうございました。

横浜ガイド 田辺さん

舌の記憶ってあいまいだなぁ、と実感しました。一つ前の味も、すぐに忘れてしまいました。意外だったのは、中国茶より煎茶の方がむずかしかったことです。結局、煎茶は正解なしでした。グルメマンガ『美味しんぼ』みたいで楽しかったです。


都会のど真ん中にひっそりとたたずむ茶屋。ここは大人の秘密基地だ。

以上が参加いただいたガイドさんからの感想でした。お茶の飲むのは楽しい。それが仲間となら尚楽しい。更に闘茶で遊べばもっと盛上ります。茶室は俗世をしばし忘れるための異空間を提供してくれます。
横濱茶館では、そんな空間でお茶をいただきながら闘茶をはじめとするいろいろな古典遊戯を遊ぶことができます。横浜散策でちょっとお茶で一息、あるいは普段のストレスを癒したい方々、そんなときは気のおけない仲間とお茶と遊戯で楽しむことも一興なのではないでしょうか。
ベク杯で今日も酒宴は大騒ぎ(次回記事)
ゾンビ包囲網をから脱出せよ!(前回記事)

【関連・参考サイト】
中国茶ガイド 平田さん
横濱茶館(お店のオフィシャルページ)

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