他誌とは違う!「ファミ通キューブ+アドバンス」 |
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───まず、「ファミ通キューブ+アドバンス」のターゲットについて教えてください。
水ピン もちろん、基本的にはゲームキューブとゲームボーイアドバンスを持っている人を主なターゲットとしています。ただ、小学生にも読みやすいように、文字もなるべく大きめにして、シンプルで見やすい誌面にすることを心がけています。「ファミ通キューブ+アドバンス」の読者のだいたい半分は小学生で、3割が中学生、残りの2割が高校生やそれ以上の年齢の人たちなんですよ。
───小中学生の占める割合が意外と多いんですね。任天堂ハードの強さがそのまま「ファミ通キューブ+アドバンス」の読者層に反映されていると。
水ピン 強さであり弱さでもありますよね。一生懸命オトナにも向けて作っているゲームもあるんですけどね(笑)。
───小中学生が多いという読者層に合わせて、誌面もスッキリ読みやすい印象ですよね。
水ピン 週刊ファミ通に限らず、ゲーム誌全般の思想として「情報は詰まっていれば詰まっているほど良い」という考え方があるんですけど、「ファミ通キューブ+アドバンス」だけは特別なんです。情報がぎっしり詰まっていても、小中学生にはそれらを全部読み取ることは難しいので、本当に必要な情報だけを厳選してお届けするようにしています。
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───「ゲームソフトご意見帳」「マリオファン新聞」「トライフォースタイムス」「うきうきポケモン大好き家族」「はみだしおたより」など、読者からの投稿を随所にふんだんに盛り込む記事構成が非常に親しみやすいですよね。
水ピン 他のゲーム雑誌にも読者との交流ページは少なからずあるんですけど、僕は、いつもの読者がいつもの編集者とやり取りしているという形にはしたくないんですよ。なので、なるべく多くの読者からの投稿を載せるようにしています。
───固定ファンだけでなく。
水ピン そうですね。より“読者”に近い人達からの意見をたくさん取り入れるようにしています。
───ちなみに、自分は「はみだしおたより(※1)」が好きなんです。読者と編集者のあの珍妙なやり取りがたまりません。お2人も「はみだしおたより」の返事をお書きになることは?
水ピン たまに書きますけど、そんなに多くはないですね。
ローリング内沢 僕はこのあいだ書きましたよ~。
───あ、僕も見ました。「うちざわんだふる(※2)」のお返事ですよね(笑)。
ローリング内沢 そうそう(笑)。僕へのお便りが来て、編集者の方から返事を書いてくれと言われまして。
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(※1)「はみだしおたより」=読者から寄せられた、ちょっと変わった(?)お手紙に編集者が答えるコーナー。ページの左右の余白に「はみだし」て載せられている。 |
(※2)「うちざわんだふる」=水ピン編集長の“水ピース”に対抗して内沢さんが編み出した決めポーズ。 |
<目次> |
◆他誌とは違う「ファミ通キューブ+アドバンス」 読みやすく、親しみやすく、“読者”に一番近い雑誌を目指して! |
◆“クロスレビュー”の採点ポリシー 10点つけたソフトではなく、7点つけたソフトを買うことがある! |
◆「おまけ」の概念を超えた、豪華すぎる雑誌付録 サントラCDやらDVDやら、こんな付録ばかり作っていて大丈夫? |
◆「週刊ファミ通」創刊の経緯と、その成功の秘訣 読者と同じ目線で雑誌を作ることの重要性! |
◆ファミ通編集者の考える「ゲーム産業の今とこれから」 技術ではなく、アイディアの革新が求められている! |
◆オトナにも買ってほしい「ファミ通キューブ+アドバンス」 「ファミ通キューブ+アドバンス」を読めば、子供たちの気持ちがきっと分かる! |
【はみだしインタビュー】 ファミ通キューブ+アドバンス編集者に一問一答! |