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“遊び手”が語るニンテンドーDS(3ページ目)

ニンテンドーDSについて、ひいては最近のゲームについて、オールアバウトの読者の皆様から寄せられたご意見を一挙掲載!

執筆者:川島 圭太

オールアバウトの読者さん、DSについて語ってみて!

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ニンテンドーDSについて 投稿者:大谷周平 さん (男性/20代)
ニンテンドーDSは、クリエーターとしては好奇心を刺激されるゲーム機だと思う。いままでの十字キーとボタンによる操作系から、タッチパネルにより、画面に直接触るタッチパネルによる操作系、内臓マイクで操作するという異質の操作系統を標準の状態でしかも携帯ゲーム機に搭載したということだ。

これらの操作系統は別に珍しいことではない。タッチパネルは、PDAや一部のノートパソコンで利用されている。タッチパネルは古くから使われているものであるにも関わらず、今まで積極的にゲームに使用されてこなかった。使われたとしても、マウスの延長線上のもの、タッチパネルでなくても良いというものだった。

それを、任天堂が携帯ゲーム機に持ち込んだことで、タッチパネルは、十字キーとボタンと同じ段土俵にあがった。ゲームクリエーターが真面目にタッチパネルと向き合う環境ができたということだ。今はまだ過渡期だが、これから面白いものが出来上がっていくことだろう。任天堂の『さわるメイドインワリオ』のボーリング、セガの『きみのためなら死ねる』のバスストップなどの操作感覚は、タッチパネルでないとできないものだと感じた。

声で操作する操作については、すでに古くは、ファミコンの2コンについているマイク、新しくはニンテンドーゲームキューブの『マリオパーティー6』などで使われている。昔は音が出ているかどうかの認識しかできなかったが、今は音声認識ができるだけの能力を秘めている。こちらについては、いろいろな使われ方をしてきた。しかし、標準搭載という点で他のゲーム機とは異なる。(もっとも、ファミコンには標準搭載されていたが)

このマイク機能、現在発売中のDSのソフトでも意外と使われている。ただ、残念なのはマイクのオンオフ機能をがないことである。うるさい場所ではマイク感知が邪魔になることがある。たとえば、セガの『ぷよぷよフィーバー』。一見マイク機能は必要ないかに見えるが、対戦中にマイク入力があると、フィーバーに入ったときの声が出る。声は、確かに面白いアイディアであり、直接ゲームには影響しないのだが、うるさい場所ではこの声が鳴りっぱなしになり、非常にうるさい。マイクを使ったゲームは面白いが、うるさい場所ではプレイできないゲームを作ってしまっている。携帯ゲーム機の利点である「どんな場所でもプレイできる」という長所の足を引っ張っていると感じる。マイクのみで操作しなければならないゲームだとさらに顕著だと感じる。

これらのような新しい操作系統をもったニンテンドーDSには、これからも今までになかったゲームが出てくると思う。8人の無線対戦もおどろきだ。初代ゲームボーイのころのように複数個のソフトがなくても、1つのソフトだけで対戦ができてしまう。これは非常にうまい戦略であると感じる。

これだけ新しい操作のゲームだと、触れてもらわないと面白さが伝わらないことが多々ある。ひとつのソフトで対戦できることで、そのゲームの面白さに触れる。そして「あいつよりもっとうまくなってやろう!」と感じるに違いない。そして、友達の輪とともにソフトも売れていく。

任天堂おそるべし。

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