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オトナが楽しむニンテンドーDS像

仕事場では任天堂の新作ソフトの魅力を伝えるべく奮闘する萩島さんも、家では2児の良きお父さん。誰でも遊べるお手軽さが魅力のニンテンドーDSを、子供のみならずオトナにも楽しんでもらいたい!

執筆者:川島 圭太

ニンテンドーDSをファミリーで楽しむ。
ゲームで培う、オトナと子供の良き関係。
萩島光明さん

前編「ニンテンドーDSは、こうして生まれた。」とはうってかわって、インタビュー後編では“お父さん”としての萩島さんの素顔に迫ります。家族みんなでゲームを楽しんでいるという萩島さんの家庭では、ニンテンドーDSはどのように迎えられたのでしょうか?

───任天堂の新作ソフトのプロモーションを手がけている萩島さんですが、プライベートではゲームを遊ぶことは?

萩島: もちろん遊びますよ~。最近では、仕事ではクリアーしきれなかった『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし』などを遊んでいます。ただ、プライベートではあまりゲームにばかり偏ってはいけないとも思っています。

───プロモーションというお仕事柄、一般の方と同じレベルの意識を持つことも大切でしょうからね。

萩島: それでも遊びはじめると、やっぱり夢中になってしまうんですよ(笑)。ゲームというのは、そういう魅力のある商品でないといけませんよね。

───萩島さんのお子さんの、ニンテンドーDSへの反応はどうでしたか?

萩島: すごく楽しいみたいですよ。昨日も、家の玄関を開けたら子供ふたりが待っていて、「パパ! 『さわるメイドインワリオ』で卓球が出来るんだよ!」と僕に見せびらかしてきました(笑)。もともと子供はゲームが好きだったのですが、これまでゲームをしなかった僕の奥さんが『直感ヒトフデ』にハマっていて、これが特に嬉しかったですね。

『さわるメイドインワリオ』『直感ヒトフデ』
『さわるメイドインワリオ』
(C) 2004 Nintendo
『直感ヒトフデ』
(C) 2004 Nintendo

───ご家族全員でニンテンドーDSを楽しんでいるようですね。

萩島: ニンテンドーDSを初めて買った日に、内蔵されている『ピクトチャット』(注1)を見た子供が「パパ、もう一台無いの?」と言ってきたんですよ。手前味噌になりますが、任天堂は上手いな~、と自分の家で実感してしまいました(笑)。

───萩島さんのお子さんは、おいくつなんですか?

萩島: 6歳と4歳です。ゲームで謎解きに詰まると、代わりにプレイしてほしいと子供にお願いされるのですが、そこで僕はいつも「お部屋のお片づけは?」と聞くんです。今では、僕に聞かれるまえに子供がキレイにお片づけをするようになりました。子供たちにとってゲームというのは本当に魅力的らしくて、ゲームを遊ぶためならすぐに“良い子”になっちゃうんです(笑)。

───お子さんの教育にも良さそうです(笑)。

萩島: 子供にはゲームを遊ぶ時間をしっかりと決めさせて、時間を過ぎたら子供に泣きつかれても僕は頑として止めさせています。ゲームに限らず、アニメにせよコミックにせよ、子供が大好きなものを我慢させるのは親にとっては大変ですが、こういう時こそ子供に我慢を教える良いチャンスですし、それがとても大切だと思うんです。

───それにしても、6歳のお子さんでもニンテンドーDSを操作できるとは、ちょっとオドロキです。

萩島: 「ニンテンドーワールド Touch! DS」(注2)の体験コーナーでも、スタッフが操作を説明するまでもなくゲームに夢中になるお客さんが多くて(笑)。それに、ゲームを夢中でプレイしているときは顔が無表情になりがちなものですが、ニンテンドーDSを遊んでいるときは笑顔が絶えないんです。とても嬉しかったですね。

(注1)『ピクトチャット』=ニンテンドーDSに内蔵されている無線通信ソフト。タッチパネルに描いた絵や文字を送信して、チャットのように会話を楽しめる。
(注2)「ニンテンドーワールド Touch! DS」=昨年11月に、全国5都市で開催されたゲームイベント。発売前のニンテンドーDSをいち早く体験することができた。
「ニンテンドーワールド Touch! DS」

───ニンテンドーDSのソフトラインナップもスゴイですよね。子供にもオトナにも楽しめるソフトがこれからも続々と登場しそうです。

萩島: ニンテンドーDSで実現させたいアイデアはどんどん出てきているんです。宮本(茂さん=『マリオ』『ゼルダ』『ピクミン』シリーズなどのクリエイター)も言っていたことですが、どのアイデアから手をつけようかと悩むほどで、笑いが止まらないくらい(笑)。実用品でありながら、遊び心のある「電子辞書」なんかも作っています。どんなソフトになるか、僕も楽しみにしているんです。

───ファミコンが家庭用ゲームの礎を築いたときと同じように、ゲームの作り手も“同じスタートライン”に立てる、ということでしょうか。

萩島: 作り手としての経験は、新しい構造のゲーム機を得たことによってさらに活かされます。あらゆる分野の才能から、創造性に富んだ作品がニンテンドーDSでどんどん生まれてくると思います!

───本当に期待しています。オールアバウトには30~40代のファミコン世代の読者が多くいらっしゃるので、ニンテンドーDSへの関心も高いんです!

萩島: まさに、ニンテンドーDSはオールアバウトの読者さんにドンピシャの商品です(笑)。

───それでは最後に、オールアバウトの読者にメッセージをお願いします!

萩島: オールアバウトのお忙しい読者さんの中には、「ゲームが楽しいことはわかっているけれど、遊び始めるとハマってしまう!」という理由で、ゲームを敬遠なさる方もいらっしゃるかと思いますが、ニンテンドーDSにはサクっと気軽に遊べるソフトもたくさんあります。・・・まあ、遊び始めると奥が深いんですけれど(笑)。楽しいこと、新しいこと、ドキドキすることが好きな人は、ぜひ一度ニンテンドーDSにさわってみてください。ちょっとした時間が、ものすごく豊かになることは間違いありません!

───ありがとうございました!

従来のゲームに不慣れなアナタ、時間のかかるゲームに不向きなアナタも、ニンテンドーDSならサクサクと楽しめることでしょう。老若男女が楽しめる“遊び”の構造が満載ですから!

※インタビュー前編もあわせてご覧ください!
ニンテンドーDSは、こうして生まれた。
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【関連ページ】
ニンテンドーDSまるわかり語録! [All About]
今年の冬も任天堂ハードが熱い! [All About]
「ニンテンドーDS」公式サイト

<目次>
ニンテンドーDSに込めた、強き決意
手応えアリ! ニンテンドーDSのスタートダッシュは絶好調!
任天堂の使命と、その“ライバル”
「独創」──これまでも、これからも変わらない任天堂の課題
ニンテンドーDSとの出逢いは、衝撃だった。
ニンテンドーDSはゲーム機の枠を超えた、まさに“遊び”そのもの!
ゲームで培う、子供とオトナの良き関係
ゲームは子供の教育にもイイ!? 萩島さんも家庭では2児のお父さん

 

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