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ニンテンドーDSまるわかり語録!

斬新すぎるインターフェースを搭載した任天堂の新携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」によって、ゲームはどう変わるのか!? 岩田聡・任天堂社長によるプレゼンテーションの中から、重要キーワードをピックアップ!

執筆者:川島 圭太


任天堂代表取締役社長
岩田 聡
10月7日に東京有明で開催された、プレス・関係者向けの発表会「ニンテンドーDSプレビュー」にて、最終デザインが決定した任天堂の新携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」の実機に“さわる”ことができました!

当記事では、当日行われた岩田聡・任天堂社長によるプレゼンテーションの中から、ニンテンドーDSの魅力と方向性を象徴しているキーワードをピックアップ!

読んでいるうちに、あなたはだんだんニンテンドーDSが欲しくな~る、欲しくな~る!?

Utadaさんの反応に、“手応え”を感じた
新しい構造のゲーム機、その“最初”の答え
すべての遊び手が、“同じスタートライン”に
2画面とタッチスクリーンの、“相性”の良さ
5歳から95歳まで、面白いことが好きなすべての人へ!!

Utadaさんの反応に、“手応え”を感じた

歌手のUtada(宇多田ヒカル)さんが登場するニンテンドーDSのテレビコマーシャルが先日から放映されていますが、任天堂がUtadaさんを起用した理由は、いくつかあるようです。

まずは、ニューアルバム『EXODUS』で全米デビューに挑戦するUtadaさんが、ゲームの世界で新しい娯楽体験を提案しようとするニンテンドーDSのイメージにふさわしいと考えたこと。そして何より、コマーシャル撮影当日に初めてニンテンドーDSにさわってもらうことで、Utadaさんのように初心者でも戸惑うことなくプレイできるという“素の反応”を表現したかったからなのです。

前提知識がなくてもUtadaさんにすぐに楽しんでもらえたことに、「我々は、当初の開発意図をしっかりDSで実現することができたという手応えを、はっきり感じております」と、岩田社長は力強く語っていました。

新しい構造のゲーム機、その“最初”の答え

付属のタッチペンとタッチスクリーンを使って、直感的なプレイ感覚を楽しめるニンテンドーDS。
ゲーム機の性能向上に伴い、ゲームそのものが複雑化してユーザーの“ゲーム離れ”を招きつつある最近のゲーム業界。しかし、「ただシンプルな遊びを提案しても、それはゲームの熟練者にとっては、ただの価値のない遊びでしかありません」と、岩田社長はこの問題を解く難しさを指摘しました。

この問題の解決のためには、「どうしても、今までにない構造のゲーム機が必要」(岩田社長)。そして、その“最初” の答えが、このニンテンドーDSというわけです。

すべての遊び手が、“同じスタートライン”に

2画面もタッチスクリーンも、誰もがみんな未経験。ファミコンの頃のように、誰もが再び同じスタートラインに立てる!
十字キーとボタンという、ファミリーコンピュータの登場から20年以上も続くコントローラの歴史は、熟練者と未経験者の間に大きなコントローラさばきのスキルの差を生んでいます。このままでは、ますます新たな遊び手を獲得しづらくなり、ゲーム市場のマニア化を招くことにもつながりかねません。

2画面、タッチスクリーン、ワイヤレス、マイク入力という、これまでの携帯ゲーム機にはなかったインターフェースを搭載することで、「世界中の人たちに、年齢、性別、そしてゲームに関する知識や経験を問わず、同じスタートラインから新鮮な気持ちで楽しんでいただきたい」と、岩田社長はニンテンドーDSによって再びすべての遊び手にゲームを楽しんでもらいたいという願いを込めました。

2画面とタッチスクリーンの、“相性”の良さ

異色のようで、じつは運命的な出会いだった、2画面とタッチスクリーンの組み合わせ。
ニンテンドーDSの一番わかりやすい特徴といえば、やはり何といっても2つの液晶画面とタッチスクリーンでしょう。いずれも今までのゲーム機にはほとんど使われていなかったインターフェースですが、「画面が2つあることと、タッチスクリーンは非常に相性がよく、とても柔軟に活用することができます」と、岩田社長は強調します。

人間は、当然ながら同時に2つ以上のものを見ることはできませんが、タッチスクリーンである下画面をさわっている時でも、上画面の視野を遮ることはありません。さらに、マップや詳しいステータス画面など、今までのゲーム機ではコントローラ操作でいちいちモードを切り替えないと表示できなかった要素が、視線をちょっと上画面へと動かすだけで見ることができるというわけです。

ボタンから指を離して夢中になりがちなタッチスクリーンの操作時においてはなおさら、画面が2つあるというのは便利なわけですね!

5歳から95歳まで、面白いことが好きなすべての人へ!!

任天堂情報開発本部長
宮本 茂
任天堂のゲーム機はしばしば“子供向け”と言われますが、果たして今回のニンテンドーDSはどうなのでしょう。

岩田社長に続いて登壇したのは、 『マリオ』や『ゼルダ』といった看板タイトルの生みの親である宮本茂氏。同氏はニンテンドーDSのターゲット層について、「5歳から95歳まで、面白いことが好きな人はすべて!」と、自信をもって答えていました。

実際、ニンテンドーDSは岩田社長も語っていた通り、老若男女問わずすべての遊び手が楽しめる環境を整えています。あとは、どれだけ魅力的なソフトをたくさん生み出せるかが、ニンテンドーDSの成功のカギとなるでしょう。

ニンテンドーDSをひと言で表現すれば、「プレイヤーの隣で見ている人が、思わず自分も遊びたくなってしまうようなゲーム機です!」と、その魅力を満面の笑みで(まるで子供のように!)語る宮本氏の姿が印象的でした。

ゲームファンのあなたも、最近はゲームにご無沙汰しているアナタも、ひさしぶりにニンテンドーDSでゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか。その面白さ、斬新さは、ニンテンドーDSをさわった我々すべての人間が保証しちゃいます!

【関連ページ】
ニンテンドーDS公式サイト
ニンテンドーDSキャンペーンサイト

 

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