レベルファイブ関連イベントが同日開催

スライムに逃げられるPS3の図
ドラクエ7、ドラクエ8とPSハードで出ていましたが、ドラクエ9はプラットフォームを移動してDSでの発売となります
2008年12月10日、都内でゲーム関連イベントが2つ行われました。1つは、スクウェア・エニックスのドラゴンクエスト(以下ドラクエ)に関する発表会。そしてもうひとつは、ソニー・コンピュータエンタテインメントからPLAYSTATION3用ソフトとして発売される白騎士物語‐古の鼓動‐(以下白騎士物語)のシークレット・パーティー。この2つの共通点をお分かりでしょうか? そう、ドラクエ9と白騎士物語の両方の開発メーカーであるレベルファイブです。

レベルファイブと言えば、新規作のイナズマイレブンは累計約15万本を売り、2008年11月27日に発売したレイトン教授と最後の時間旅行が発売初週で約35万本を売るなど、今まさに飛ぶ鳥落とす勢いの会社。同じ日にゲームのイベントが2つ行われ、その両方の開発を手がけているというのも、何かレベルファイブの絶好調を象徴しているかのようです。今回はこの2つのイベントから、レベルファイブというメーカーがゲーム業界においてどういう存在になってきているのか、考えてみたいと思います。

ドラクエ9 任天堂岩田社長も登場しての発表会

ドラクエ9をプレイする堀井氏の図
堀井氏自らDSを手に取り、会場で実際にドラクエ9のオンラインプレイを披露しました
スクウェア・エニックスのお膝元、新宿はパークハイアット東京で発表会は行われました。既に多くのメディアで報道されていますが、ドラゴンクエスト9 星空の守り人(以下ドラクエ9)が2009年3月28日に発売され、5980円であるということ、また次回作のドラクエ10はWiiで発売することなどが発表されました。

詳細は他のメディアに譲るとして、ゲーム業界ニュースで注目したいのは任天堂の岩田社長が登場したことです。スクウェア・エニックスの和田社長も壇上で、「レア」であると話しましたが、今やこの方は全世界を見渡してもゲーム業界で最も注目するべき人物の1人ですから、彼がわざわざ京都の本社から東京へ出向いて発表会でプレゼンテーションしたことは大きな意味が感じられます。

それもそのはず、これから年末商戦が始まるわけで、その直前で、ニンテンドーDS(以下DS)のドラクエ9が来春に出ます、そしてドラクエ10はWiiで出ますと宣言すれば、DSやWiiにとって大きな追い風が吹くことになります。しかも12月10日と言えば、多くの企業でボーナスが支給された日。絶妙のタイミングですね。岩田氏自ら出向く価値のある発表会と言うわけです。

そういった意味でやはり、マーケット戦略上においてドラクエというタイトルの役割は大きいものです。そしてもちろん、ドラクエ9の開発をつとめるレベルファイブの存在感は増すばかりです。

次は、白騎士物語のシークレット・パーティーについてお話したいと思います。