携帯電話でも撮れるよね……。

携帯電話を持ってる人の図
もうみんな当たり前のように携帯電話を持っていて、もっていない人の方が珍しいですよね
今の時点で1番問題にされるのは、写真を撮るのも、音楽を聴くのも、既に携帯電話でできてしまうということではないでしょうか。そればかりか、携帯電話であればメールを使って瞬時に家族や友人に撮った写真を送ることもできます。

誰かに見せる為に写真を撮る、というのであれば、ほぼ全ての人が持ち歩き、解像度も高く、メールも気軽に使えて、アドレス帳もばっちり埋まってる携帯電話の方がいいにきまっています。大きさだって、いくら薄くしたところで携帯電話にはかないません。写真を撮って友達に見せたいからDSiを買う。音楽を聴きたいからDSiを買う。これらは購買動機としては、かなり弱いように感じます。

では、いったい何故カメラをつけたのでしょうか?

記録する為に撮るのではない

DSiカメラの図
画像で遊ぶ、というコンテンツはタッチパネルとの相性が非常に良いですね。写真を撮って、その画像を使って遊ぶ、これはDSiならではと言えるかもしれません
写真を撮って誰かに見せる、ということは、記録として写真を撮るという行為です。可愛い猫がいたから写真に撮っておこう。芸能人に出会ったから写真に撮っておこう。夕日が綺麗だから写真に撮っておこう。全部記録をするという行為ですよね。この部分に関してはDSiは機能的に弱いわけです。

ですから、そもそも記録の為の撮影は主目的ではないんです。じゃあ、何が目的か。DSiはやはりゲーム機ですから、遊ぶ為に撮るというのが主目的であるべきでしょう。実はカンファレンスでもその部分を強調してプレゼンテーションされたのです。

撮った写真をタッチペンを使って変形したり、色を変えたり、人の顔を合成したり、似た顔かどうかを測定したり。DSiにはそういうことができるソフトが最初から内蔵されています。あるいは、撮った写真を連続再生してパラパラ漫画にすることができる、うごくメモ帳というソフトも初日から無料でダウンロード配信されることが発表されています。

ソックリな顔の友達がいるからDSiで写真を撮って似てる度を判定してみよう、とか、フィギュアを撮影してパラパラ漫画を作ってみようとか。しかもその写真にタッチペンでふきだしを描いてみよう、なんて風に遊ぶ為にカメラを使うと考えると、携帯電話とはかなり使われ方も使うシチュエーションも違います。

しかし、この遊ぶ為にカメラをつけたという提案をユーザーに納得してもらうためには、まだ足りないものがひとつあります。