ドラクエ9はどこまで売れるのか?
こんどのドラゴンクエストは、主人公の容姿も自分で決定し、武器防具を装備すると外見に反映されていきます。今まで頭でイメージしていた、あの武器、防具が画面に登場するのが楽しみです |
1988年に発売されたファミリーコンピューター用ソフト、ドラゴンクエスト3(以下ドラクエ3)では、平日にもかかわらずゲームショップや量販店に長蛇の列ができ、学校を休んで買いに行った子供達のことがニュースになったりしたものです。それを考慮してか、今では発売日は土日、祝日になっていまして、ドラクエ9の発売日も土曜日になっています。
100万本単位の売上げを伸ばすことは確実であろうドラクエ9ですが、それが200万本なのか、300万本なのか、はたまた500万本に到達するのか、そこのところが重要でしょう。ちなみに、先ほど挙げたドラクエ3が約380万本。Playstation2で発売された前作に当たるドラゴンクエスト8は約350万本。ここからすれば、300万本から400万本の間を予想するのが妥当ですが、ガイドは500万の目もあるのではないかと考えています。その理由をお話していきましょう。
DSにしておいてよかった
ドラクエ9はDSで! ベッドの上でも、電車の中でも、いつでもどこでもチマチマとレベルを上げを楽しむことができます |
据え置きであればPS3なのか、それともWiiなのか、という話になるかと思いますが、現在の販売台数はWiiでもDSの3分の1に満たないレベル。PS3にいたっては10分の1程度といった普及状況です。それまでの携帯機と据え置き機の立場は完全に逆転して、携帯ハードのDSこそ、もっともポピュラーなゲームハードとなっています。ポケットモンスター ダイアモンド・パールや、Newスーパーマリオブラザーズなど、現行機で唯一500万本タイトルを有しているのもDSですからね。しかしあのタイミングで確実に売れていたのはDSのみとはいえ、この英断はやはり、お見事としか言いようがありません。
次は、ドラゴンクエストシリーズが行ってきたマーケット戦略についてお話したいと思います。