新型PSP発売! DSとPSPはこれからどうなる?
新しいのは機能だけでなく、新カラーも登場して、本当に新しいPSPがスタートします。 |
次世代携帯ゲームハードであるニンテンドーDS(以下DS)とPSPが登場して、今年の冬でまる3年になります。もう次世代、という言い方は似つかわしくないかもしれませんね。この両者の携帯ゲーム市場におけるシェア争いは、今どうなっているのでしょうか、そしてこれからどうなるのでしょうか。携帯ハード戦争の今までの経緯をまとめつつ、これからどうなるのかについて考えてみたいと思います。
GBを捨てた任天堂とPSを前面に出したSCE
携帯機市場の王者任天堂に新規参入のSCEが正面から勝負を挑みました |
発売当初のソフトも、さわるメイドインワリオや君のためなら死ねるといったタッチペンを使った実験的な趣もあるDSタイトルに対して、リッジレーサーズや、みんなのGOLFポータブルといった、プレイステーションで活躍したタイトルをそのまま携帯化させてきたPSPとで、はっきりとカラーがわかれました。
双方の戦略は真っ向から対立し、ぶつかり合う形です。雑誌やインターネットなどのゲーム関係メディアや、ユーザーに、どちらが勝つのかと大注目されるなか両ハードは発売されます。まず軍配が上がったのはDSでした。しかしそれは人気の差ではなく、PSPの出荷不足によるものでした。
両者売り切れ店が続出する中、大きくDSがリードします。なんだかこれ、WiiとPlaystation3(以下PS3)にちょっと似てますね。年が明けて、PSPの出荷体制も整うと、両ハードの戦いはいよいよ実力同士の激突となっていきます。