HDTVだと何が違う?
SDは4:3、HDは16:9。HD方が横長になるわけでけです。 |
従来のテレビをSDTV(standard definition TV)と言いますが、SDTVの縦横画面比は横4:縦3になっており、HDTVは横16:縦9になっています。この縦横比は映画などにかなり近い比率ですが、従来の4:3よりも人間の視野に近く没入感が味わえる比率だと言われており、ハイビジョン放送の比率もこれに準拠したものとなっています。
2.走査線の数が違います
実はこちらの方がずっと重要だったりします。テレビの画面は小さく分割されたドットの集まりで構成されます。このひとつひとつを画素といいます。そして、この画素を左上から右下へと順々に発光させることによって画面を映し出すのですが、これを走査、といいます。走査線とは、この1行分の走査のことを言うわけです。
SDTVの場合、この走査線が512本であるのに対し、HDTVは1125本から1200本に増えます。走査線の数が増えると当然ひとつひとつの画素も細かくなり、非常に高画質、高精細な表現ができるということになります。これがハイデフィニションの秘密なんですね。
最後は次世代ゲーム機とHDTVについてです。