これだけの機能で29,980円は「買い」!
従来機との比較。これは薄い! |
すでに発売済みのベスト版が再値下げされているものもあり、これまでで最も周到に計画された「再ローンチ」と言えそうだ(再再ローンチくらいか?)。
機能面でも薄型、省電力、静音とプラスの面が多く、何より従来から1万円もの値下げを達成したのは大きい。
29,980円というのはゲーム機として、ようやく普及価格に落ち着いてきた印象がある。
PS2互換が搭載されないのは残念だが、PS3のゲームと豊富なAV機能を考えると文句なし、圧倒的に「買い」と言っていいだろう。
PS3なら本体のみ購入して帰っても、オンラインに接続して様々な楽しみがある。
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値下げや互換復活では売れない?
当サイトでずっと指摘してきたのは「完全版PS3」がない、ということ。。従来は少しずつ欠けた部分のあるPS3だったが、これで大きな不満は互換のみ、ということになる。
しかし新型でも対応しなかったことにより、互換復活が全くないか、『魔法のプログラム』で対応するかのどちらかしかないことになる。
これは新型購入の妨げにはならないだろう。
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PSでは発売後8ヶ月で29,800円、PS2では発売後20ヶ月で29,800円に到達している。PS3では実に35か月かかっていることになるが、この価格での供給は完全に普及期に入ったとみていい。
これこそが「完全版PS3」である、と言えそうだ。
しかしそこに見逃せない「SCEの戦略変更」も垣間見える。メールマガジンにて考察してみよう。
公式ニュースリリース
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