兼ねてより噂があり、当サイトでもメールマガジンで紹介した薄型PS3が現実のものとなった形だが、その内容はどのようなものなのだろうか?
薄型、低価格、省電力!
従来の光沢がある質感とは異なり、ツヤ消しのマットなデザイン。 |
9月3日発売
価格は29,980円
HDD120GB
45nmのCellプロセッサ
消費電力は約250W(初代の約2/3)
電源は本体内蔵
外形寸法は290×290×65mm(従来の約2/3)
重量は3.2kg
同梱コントローラはDUALSHOCK 3
ファンノイズ低減
これだけ見ても従来にない大幅なモデルチェンジであることがわかる。
さらにもう少し詳しく見てみよう。
HDMI周りに利点も
新型は横置きが前提となるようだ。 |
HDMIにはHDMI CECという規格があり、各社これに則ってテレビ・プレイヤーなどの連携機能を盛り込んでいるため、他社の薄型TVでもある程度の操作ができる期待は持てそうだ。
また、ドルビーTrueHD、DTS-HDに対応すると公式にも書かれている。詳細は現在確認中だが、旧型の仕様でそれらが対応フォーマットに書かれていないため、新型はビットストリームで対応すると見てよさそうだ(旧型はリニアPCMに変換しての出力しか対応していなかった)。
追記:確認したところ、ビットストリーム対応となるそうだ。
初代にのみ対応していたSACDは今回も対応しておらず、他OSのインストール機能が省かれた形となる。久多良木前社長のビジョンとは異なるが、PS3を純粋なゲーム機として見た場合には不要な機能だろう。
また新型PS3ではソフトウェアのバージョンがVer3.00となり、従来の機種でも9月1日からアップデートが開始される(HDMI関連はハードウェア上の制約があるので、旧型では上記の機能は対応されないだろう)。
ちなみに期待されているPS2との互換機能は、今回も対応しない。
さて、今回発表された薄型PS3は買いだろうか?