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PS3新サービス『PS Home』とフラメンコマン(3ページ目)

PS3で予定されている新サービス『PS Home』。3D空間でフレンドとチャットやゲームが出来るコミュニケーションツールである。今回は『PS Home』のクローズドベータテストの模様をお伝えしよう。

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド

充実が望まれるシアター

ここで観られるムービーより、ホームスクエアで流れるムービーのほうが貴重。今後に期待!
シアター内では現在、『亡念のザムド』と『AQUANAUT’S HOLIDAY~隠された記録~』の予告ムービーを観る事ができる。
二つあるシアターのどちらかを選ぶと、程なく予告ムービーが上映される形になっている。
上映中はアバターも表示されないし、映像を巻き戻したりといったこともできない。既存の予告ムービーが再生されるだけなので、現状ではあまり面白みがある場所とは言えない。

PS3を利用した映像配信も開始されているし、『PS Home』のただ映像を見るというだけというのは弱い。みんなで映像を見ながらチャットをするなどの追加機能に期待したいところだ。

街のゲームセンター

『無限回廊』とか、純粋に楽しい。フレンドとプレイできるゲームがあるのもいいところ。
今、機能として充実しているのはここゲームスペースではないだろうか。
オールドスタイルのアーケードゲーム、『ナムコミュージアム BETA』との連動、ボーリング、ビリヤード、ダーツなどが楽しめる。

ボーリングはなかなか凝った作りになっていて楽しい。
一人で練習するのも良いが、やはり友達との対戦が盛り上がる。ビリヤードとダーツはゲーム的にはそれほど凝ってないもので、今後ゲーム性の高いものが追加されることを期待したい。

『ナムコミュージアム BETA』が設置されているエリアでは、ゲームを起動するといったん『PS Home』を終了、別途ダウンロードした『ナムコミュージアム BETA』を起動してプレイする形となる。
『ディグダグ』や『ゼビウス』などの懐かしいゲームはオールドファンにはたまらないし、それがゲームスペースでプレイできるのは嬉しい限り。
だが読み込みに時間がかかるため、これも今後改善してもらいたいポイントだ。

『無限回廊』や『勇者のくせになまいきだ』などのゲームスペース版があるのは注目度が高い。
元の作品よりライトなゲームに仕上がっていて手軽に遊べるのが好感が持てる。

これらの作品でいい成績を残すとアイテムが入手できる。
特に『無限回廊』で入手できる服(?)は日本のクローズドベータ限定らしく、海外ではちょっとしたヒーローになれる。

ざっと機能を説明したが、やはり『PS Home』の醍醐味は他の人とのコミュニケーションだろう。
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