五輪は終わったが
SonyのBraviaシリーズでも、特にPS3に有利というわけではないようだ。気にせずに好きなメーカーのテレビを購入しよう。 |
そうやって悩んでいる人も多いかもしれない。
肝心の五輪はもう終わってしまったが、スポーツ観戦だけが大型テレビの活躍の場ではない。
2011年のアナログ停波も近づいてきているし、最近のゲーム機はハイビジョン対応。大きくて綺麗な画面で遊ぶゲームというのも是非体験して欲しい。
しかしハイビジョンテレビといっても、最近はフルHDという呼び名もある。これは必要なのか?あと倍速駆動って?
今回はゲームでの使用を念頭に入れて、今液晶テレビを購入するのに外せない三つの原則を説明したい。
今大型液晶テレビを購入するなら、以下の機能は最低限、搭載しているものが望ましい。
つまり。
○フルHDである
○倍速駆動である
○HDMI1.3aである
という三つである。
今回はそれぞれを説明していこう。
フルHDである
現在、各社で販売されている40型以上の液晶テレビの多くはフルHD解像度となっている。HDとフルHD、両方ともハイビジョンの基準を満たしているが、その解像度は異なっている。
簡単に言うと、フルHDは1920×1080の解像度、HDは1440×1080(又は1366×768)の解像度となる。
大型テレビならフルHDは必須かというと、実はそうでもない。
地上デジタル放送であれば、フルHDとHDの差を見出すのは難しいのである。
ITmedia +D LifeStyle:誰も「本物のハイビジョン」を知らない (1/4)
というわけで、テレビ放送だけを考えれば必ずしもフルHDにこだわる必要は無いが、PS3の機能を生かすなら是非フルHDにこだわりたい。
そのテレビではPS3は100%楽しめない? - [プレイステーション]All About
とは言っても、実はPS3のソフトは720pが多い(いわゆるHD)。
パッケージの裏に1080pと明記してあるソフトがフルHD対応であり、720pとあるものはHD解像度となる。ゲームショップで確認すれば、意外にも多くのソフトがHD対応であることがわかるだろう。
しかし、DVDをアップコンバート表示したり、HDD内の写真を表示したり、Blu-rayDiscを表示したりといった時にはフルHDが大活躍となる。
なのでPS3を活用するのであれば、フルHDには是非こだわって欲しい。
次ページでは倍速駆動とHDMI1.3aを説明しよう。