SATAHDDの換装
底面にある蓋を取ると、すぐにHDDがある。ビスを取るときにはナメないように気をつけること。 |
PlayStation.com(Japan) | サポート
筆者は富士通製HDDの160GBに換装した。相性問題や騒音などを考慮して、交換実績のあるものが安心だ。価格.comなどで調べると割とPS3の換装例が挙げられているものが多いので参考にしよう。
価格.com - ハードディスク・HDD(2.5インチ)
交換作業自体は簡単だ。PS3裏面のビスを取り外し、HDD固定金具を引っ張り出して新しいものに付け替えるだけ。PC自作の経験があれば楽勝だし、未経験でも丁寧に作業すれば難しい作業ではない。
大切なのは換装前の手順。
既にHDDに保存されているデータなどはPS3のバックアップユーティリティーで手持ちのメディアに保存しておくといいだろう。
ユーザー情報などは本体側に記録されるのでHDD換装でも消去されないが、ダウンロードしたデータやセーブデータはキレイさっぱり消えてしまう。最低限セーブデータくらいはバックアップしておこう。
Playstation@Storeでダウンロード購入したソフトなどは再ダウンロードも可能である。
筆者は観なくなった動画などを消去してから、USB接続のHDDにバックアップを取って交換作業に入った。
フォーマットとパーティーション
前面に押し込むようにしてから手前に引き出すと簡単に取れる。交換自体は非常に簡単なので、データのバックアップに気をつけよう。 |
このとき、HDD容量の全体をPS3で利用するか、10GBを他のシステムに割り当てるかを選ぶことができる。「他のシステム」とはこの場合、Linuxのことだ。
今回はLinuxのインストールが最終目的なので10GBを他のシステムに割り当てておこう。ちなみにPS3用に10GB、他のシステムに残りという形でも割り当てることが可能だが、実用的ではない。
これで大容量のHDDが利用可能になった。
これまでやりくりしながら使っていた残り容量も、あまり遠慮せずにガシガシ使えるようになる。