HD(ハイディフィニッション)対応に明らかな差が

 
一度観たら戻れない? それほどHD画質のインパクトは強烈です(画像はイメージ)。
次世代機での重要要素の一つはそのグラフィック性能です。各社こぞって優れた性能のグラフィック能力を搭載しています。性能差で大きなポイントは「HD画質に対応しているかどうか」。HDとはフルハイビジョンクラスの映像を指し、一言でHD対応とは言ってもその画質には差があります。
これに独断で順位を付けてみましょう。

1位 PS3
2位 Xbox360
3位 Wii

PS3は映像と音声をデジタル伝送できるHDMI規格の最新版、HDMI Ver.1.3に対応しています。映像の表現方法を含め、単純に画質の比較はできませんが、もっとも高画質で出力可能なPS3が最高画質と思ってよいでしょう。

Xbox360は接続型のHD DVDプレイヤーにも対応し、次世代ゲーム機として充分な映像体験を得ることが可能です。

難しいのはWii。Wiiは次世代機の中で唯一HDに対応しないゲーム機になります。「ゲームに過度な映像表現は必要ない」というポリシーが見え隠れしている感じです。

僕はこの「HDに対応しているゲーム機」「HDに対応していないゲーム機」というのは結構大事なポイントになってくるのではないかと思います。

大型テレビの需要が急速に広まっている今、テレビ買い替え時の注目ポイントの一つに地上デジタル放送の対応と、HDMI端子の有無があると思います。
地上デジタル放送のハイビジョン番組もかなり増えてきました(地上デジタル開始直後はほとんどがアナログ放送と同じく、左右が途切れた4:3の番組でした)し、ハイビジョン画質というのは一度観るとアナログ放送には戻れないほどの精細感があります。

その時、HD DVDやBlu-ray Discはまだ早いにしても、HD対応のゲーム機かそうでないかというのは重要な意味を持ちます。ゲーム機として申し分ない完成度のWiiですが、唯一不満を感じるとすればこの「HD非対応」の一点に尽きます。