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48の魔神を倒し体を奪い返せ! 爽快アクション『どろろ』(3ページ目)

あれれ、画面が白黒? 声も変な感じに聞こえるし…。故障と思うのは早とちり。コレこそが手塚先生の名作『どろろ』のゲームなのです! 「体を奪い返す」というショッキングな内容は原作のファンでなくても必見!

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド

誰が百鬼丸で誰がどろろ?

どろろと百鬼丸
物語上も非常に重要なキャラクターとなるどろろ。原作のファンには原作の「その後」も気になるところ。
通常、どろろは百鬼丸が指示した行動を取り続けます。つまり「戦い」「探索」「アイテム収集」「集合」の四つの行動です。これは○ボタンと方向キーでいつでも切り替えることが出来ます。

しかし、実はこのどろろ、2P用コントローラーで操作することが可能なんです。

視界は百鬼丸がメインになりますし、行動も著しく制限されます(遠くにいけない、ストーリー進行上のアイテムが取れない)が、意外な攻撃力の高さに序盤や魔神戦ではお世話になることが多いかも。

セガのソフトでは過去、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』でテイルズを2Pコントローラーで操作することが出来ました。また、11月3日発売予定のRPG『シャイニング・ティアーズ』でも2人同時プレイが可能になっています。セガは2人同時プレイを大切にしている?

どろろは体力を完全に失っても一定時間で復活するので、普段ゲームをしない人などに手伝ってもらっても楽しいでしょう。

手塚先生の志、ここに復活!

48体もの魔神を倒すのはかなりのボリューム!
キャラクターデザインも全体的に手塚先生のイメージを崩さないものになっていますし、序盤のストーリーがかなり原作に忠実なものになっているのでファンにも安心できる作品ではないでしょうか。

また、どろろが攻撃の時に「どろろパーンチ!」「どろろアッパー!」などとノリノリで時代考証無視の台詞を言いますが、これも手塚作品には散見される要素。これも手塚先生のエッセンスを大胆に取り入れたといえるでしょう。

何より部位を奪還するたびにアップしていく能力が、「成長している」「奪い返している」という実感を奮い起こしますし、何より「完全なものになろうとしている」という手順がプレイをより真剣なものにします。

物語はかなり丁寧に描かれていますので原作未見の人でも問題なく遊べますし、37年も前の作品が今なお色あせることなく、鮮烈な輝きを放っていることに純粋に驚きを覚えました。

個人的には久々のオススメ大作です!

『どろろ』 セガ アクション 発売中 \7,140

■関連ガイド記事:あの名作が甦る!どろろ [東京ゲームショウ特集より]

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原作:(C)手?プロダクション
(C) SEGA, 2004 Character Design:(C) RED
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