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48の魔神を倒し体を奪い返せ! 爽快アクション『どろろ』(2ページ目)

あれれ、画面が白黒? 声も変な感じに聞こえるし…。故障と思うのは早とちり。コレこそが手塚先生の名作『どろろ』のゲームなのです! 「体を奪い返す」というショッキングな内容は原作のファンでなくても必見!

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド

故障じゃありません。演出です

取り戻せ!
奪い返した体は 中には食道や血小板などまで…。
最初、百鬼丸は体や内臓など様々な部位を失っています。口や目、食道、手、足…。実は会話すら一種のテレパシーのようなものを使い、超常的な感覚で周囲の状況を察しているのです。

物語の途中で魔神を倒すたびに失われた体が取り戻され、百鬼丸の身体能力はアップしていきます。目を取り戻せば視界が、口を取り戻せば声がそれぞれ蘇ります。他にも足を取り戻すとダッシュできるようになったり、演出だけでなく目に見えて成長していくのは、物語性とゲーム性が非常にうまく融合していると言えるでしょう。

僕は重要な部位を取り戻すたびに言いようの無いゾクゾク感を味わうことが出来ました。

すげーアクション! すげーバッサリ感!

バッサリ!
アクロバティックな攻撃は一見の価値あり! 特に仕込み刀での連続攻撃はグルングルン回りますよ。
百鬼丸の基本的なアクションは攻撃ボタン2種類(弱いがすばやい攻撃、強いが隙のある攻撃)とジャンプです。攻撃は両手の仕込み刀と太刀を自由に使い分けることが出来ます。仕込み刀は素早い攻撃が可能で、使い込むほど強くなっていきます。太刀の攻撃はやや隙が大きいものの範囲が広く、装備した太刀によって毒を受けなくなったり炎を無効化したりといった追加効果がある場合も。ただし使い込んでも強くはなりません。

さらに“上腕火砲”や“脚部大筒”など、義肢に仕込まれた武器での遠距離攻撃も可能です。弾数に制限があるものの、間合いを取って攻撃できるので魔神と戦うときなどに非常に有効です。

多彩なアクションは攻撃に幅を持たせてくれるし、強敵と戦っていても「どんな戦い方が有効なのか?」と考えさせてくれる余地があって好感が持てました。

特に48体もある魔神は、次から次へと迫力のある戦いが味わえてかなり充実。ぬるいゲーマー代表としては魔神との戦いの前に逐一セーブさせて欲しくもありましたが、この緊張感もまた趣があるとも言えます。

どろろ
どろろパーンチ! どろろキーック!
後、僕が声を大にして言いたい要素がどろろです。
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