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ゲームとSFの不思議な関係

ゲームの発展にはSFが不可欠かもしれない? 『OPERATOR'S SIDE』『スターオーシャン3』などの最新作と共に懐かしのSFゲームを大紹介!

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド


ゲームとSFの不思議な関係
アーケードゲームなら『スペースインベーダー』『ゼビウス』、ファミコンなら『メトロイド』、スーパーファミコンなら『スターフォックス』…。ゲームとSFって相性がいいのかどうか、SFを題材にしたゲームって結構出ているように思います。昔からゲームが好きだった読者さんなら思い出すゲームがいくつかあるんじゃないでしょうか?

最新作でも“声で指示する”アドベンチャーゲーム『OPERATOR'S SIDE』(特集記事はココ)、RPGの人気シリーズの『スターオーシャン3』(TGS特集記事はココ)などSF作品がたくさん発売されています。

今回はファミコン時代などの昔話を交えながら、様々なSFゲームを紹介してみようと思います。昔からのゲームファンには懐かしいタイトルもあることでしょう。ゲームの発展には、以外にもSFゲームが貢献していたかもしれないのです!



『スターソルジャー(ファミコン用、発売はハドソン)』
高橋名人は覚えていても毛利名人は覚えていなかったり。
ゲームでの全国大会の走り?


最初の頃はぎこちなかったり
ファミコン黎明期にシューティング、アクションゲームなどでかなりの数のSF作品が発売されました。ゼビウス、グラディウスなど名作シューティングはアーケードゲームとして発売されたあとファミコンに移植され、熱狂的なファンを生み出しました。ファミコンオリジナルでもスターソルジャーなどは異様なまでの盛り上がりを見せ、16連射で有名な高橋名人の名を知らしめました。そんな高橋名人は今何をしているかというと普通にハドソンの社員で、16連射でスイカを叩き割ったりしています(ホントか)

アドベンチャーゲームとして発売されたSFも多く、ディスクシステムの『水晶の龍(ドラゴン)』はファミコンとしては画期的なSFアドベンチャーでした。実はスクウェアが発売していたというのも今では香ばしいエピソードです。出来の方はというと、なんと言うかまぁ小学生の落書きレベルの話だったんですが。

他にもその昔『ディーヴァ』というゲームが、T&Eソフト(現ディーワンダーランド)から発売されました。スペースオペラ的なシミュレーションゲームなんですが、このゲームは激しいことに「当時の主要パソコン+ファミコンの全7機種」で発売され、しかもそれぞれに主人公、ストーリーが違うという「壮大すぎるのもいい加減にしろよオイ」といった内容。
 
当時のパソコンというとPC-98などが全盛期の時代ですが、X-1、FM-77AVなどといった激マイナーパソコンなどでも発売され、いったい全国で何人の人間がすべてのストーリーを楽しめたのかまったくもって疑問です。
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