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ゲームとSFの不思議な関係(3ページ目)

ゲームの発展にはSFが不可欠かもしれない? 『OPERATOR'S SIDE』『スターオーシャン3』などの最新作と共に懐かしのSFゲームを大紹介!

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド


『スペースハリアー(画面はアーケード版、発売はセガ)』
熱狂的なファンを生んだ3Dシューティング。
本当は戦闘機のドッグファイトを再現したかったらしい。その名残がタイトルに。
『バーチャファイター』で有名な鈴木祐氏の初期の作品。


結構無茶をしてみたり
これは昔『Dの食卓』(これも最初は3DOで発売されました)を発表して一躍時の人となった飯野賢治氏が製作したSFアクションアドベンチャーゲームで、宇宙船の中でエイリアンに襲われるという、まぁどこかで聞いたような設定のゲームでした。前評判は異様なほど高かったのですが、いざ発売されるとこれでもかというほどこき下ろされた悲劇のゲームです。
 
そもそもこのゲームではエイリアンが目に見えなくて、エイリアンに反応するセンサーの音だけで大体の位置を割り出して攻撃するというなかなかぶっとんだ内容だったのですが、ただでさえ敵が見えなくてフラストレーションがたまるのに、主人公が持つ武器は射程距離が極端に狭くてなおかつ一度撃ったらしばらくチャージに時間がかかるという、もはやゲームだか何かの嫌がらせだかわからないような難易度でした。
 
すごいですよーこれ。「“ピコーンピコーン”というセンサーが鳴り響く中敵がいると思しき場所に向かって突き進みつつ銃のエネルギーを溜めて一発で仕留める」という戦法で敵を倒すんですが、敵が近づけば近づくほどセンサーもうるさく鳴り始めますし、物語の最後には3匹くらい同時に出てきてセンサーの音も四方八方から「ピコーンピコーンピコピコピコーンピッピッピッピピピピピピピピピピピピ」となり続けます。ほとんどノイローゼです。このゲームをクリアしたときは自分がマゾなんじゃないかと本気で心配しました。


スペースファンタジーじゃなくてサイエンスフィクションなんです
このように、昔からSFが舞台のゲームというとなんだか無茶しているものが多いような気がします。「敵が見えない」「声だけで操作」「様々な機種を制覇」「新しいハードに果敢に挑戦」などなど、前衛的ともいえるゲームが数多く発表されています。

ひょっとしたらSFというジャンルには、従来の壁を壊す鍵が隠されているのかもしれません。この先もSFゲームからは目が離せませんよ!
 と、やや強引なまとめでオシマイ!
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