すでに三回目を数えるこの連載、今回紹介する2本『もじぴったん』『メタルギアソリッド2 サブスタンス』は両方年末年始に発売された新作です。 『もじぴったん』レビューはすぐ下、『メタルギアソリッド2 サブスタンス』レビューはこちら! こんなゲームはどうですか? 第2回 『がちゃろく』『ダーククロニクル』 こんなゲームはどうですか? 第1回 『スペースフィッシャーメン』『ダーククラウド』 |
もじぴったん | |
機種 | プレイステーション2 |
メーカー | ナムコ |
発売日 | 2003年1月9日発売 |
価格 | 4800円 |
ジャンル | パズルゲーム |
■もじがぴったん、もじぴったん |
文字をぴったんとはめ込むゲームなので『もじぴったん』。そのまんまやんけ! と思わず突っ込みたくなるような小粋なネーミングが光る今作。かわいい見た目に騙されることなかれ! このゲームは日本語の大切さを教えてくれるとても奥深いゲームだったのです。 ゲームを始めると、まず漠然とマスで区切られた画面でゲームはスタートします。マス目の中には最低一文字平仮名が書かれていて、画面左側にはプレイヤーが使用するための「もじブロック」が並んでいます。プレーヤーはこの文字をマスの中にはめ込み、言葉を作っていきます。これが基本ルール。 たったこれだけのルールですが、面の構成にいくつもバリエーションがあるおかげでさまざまな楽しみ方が出来ます。たとえば「3文字以上の言葉を○個作れ」「マスをすべて埋めろ」などなど。 パズルゲームとしてもかなりよく出来ていて、定番の「連鎖」も盛り込まれています。たとえば「そうじ」という言葉の左はじに「お」をくっつけると「おそうじ」「おそう」の二種類の言葉が出来る、といった感じ。マス目にたくさん文字が埋まっているときは意外な連鎖などもできたりして面白いですよ! |
■家庭用オリジナル要素も充実! |
ゲームモードは「じっくりぱずる」「あーけーど」「対戦」など豊富に用意されているのでかなり長く遊べるのではないでしょうか。もともとがアーケードゲームの移植作なので、アミューズメントスポットでもプレイできます。ためしにプレイしてみて、気に入れば購入に踏み切るというのも良いでしょう。 オススメは300以上ものオリジナルステージが収録された「じっくりぱずる」。初心者でも入り込みやすいように難易度によってステージが分けられていますし、徐々にゲームシステムに慣れていける親切設計が好感触です。ステージの中には高得点を取ると「もじくんかるた」が貰えるステージがあり、集めた「もじくんかるた」は後でゆっくり見ることが出来ます。これはコレクター魂をくすぐる要素ですね。 二人対戦では交互にもじを置き、頭を使ってじっくりと戦略を練ることのできる「かわりばんこ」と、すばやい判断と迅速な操作が要求される「早い者勝ち」の二つからルールが選べます。このルールを変えるだけでまるで別物のように戦略が変わってきますので、熟慮型、反射神経型と自分の有利なルールで対戦したいですね。しかも二人対戦の結果で相性診断ができます。恋人同士にオススメ! 同性でも特に止めはしません! ある意味盛り上がるかも! |