■一応水棲生物なのか |
ゲームの流れを簡単に説明しましょう。ゲームを開始するとまずキャラクターを選択できます。どれも異様に濃い顔ぶれですが、ゲーム中好きに変更できるので適当に選んで構わないでしょう。僕は女の子のスワローを選びました。 そしてシナリオが始まり、早速釣りの場面に。ホバーみたいな乗り物の上からルアーを水面に投げ込みます。そしてルアー特有の操作でアクションを起こして(↑↓とか→←とか)魚の気を引き、タイミングよく釣り上げることができたらバトル開始! 魚は水面から勢いよく飛び出してきて好き勝手に動き回るので、魚の動きと逆方向にロッドを動かしてリールを巻き取ります。巻き取りきれたら自分の魚に! 初めて釣り上げた魚はルアーとして使え、このルアーをもとにまた新しい「宇宙魚」を釣っていくのです。 バトル中の「宇宙魚」は実に激しく空中を飛び回ります。魚やらせるのが勿体無いくらいの立派な飛び具合いです。ていうか飛ぶ時点で既に魚ではない気もします。 しかし大きな魚が画面狭しと飛び回る様は実にダイナミックで、アクションの緊張と相まって臨場感抜群。魚ごとに釣り上げるまでの時間とサイズが記録されるのが嬉しいですね! |
■釣りなんて知らんよ という人に! |
さて、これだけ喜んで釣りに興じる僕ですが、実は本当の釣りが全然好きじゃないんです。面倒くさいし。したがって釣りゲームなどもあんまりやらないんですよね。釣りの知識がないと楽しめないような気もしますし。 でもこのゲームは釣りの知識ゼロでOK! 釣り場を見て「なんとなく怪しい」という感覚でルアーを投げる。この程度の工夫で遊べます。あと、「宇宙魚」は「ミニム系」「ガラクタ系」「アニマル系」など系統付けられていて、「シェル系はミニム系を好んで食べる」などの関係があります。 この関係が実はとてもよくできていて、今もっているルアーで釣れる魚を計算したり 、釣りたい魚から、その魚に必要なルアーを「スピーダー系はアニマル系で釣れるし、アニマル系はシェル系で釣れるから…」なんて推理する楽しさもあります。 シナリオを進めるとミニゲームも出てきますし、ゲームのメインとなる「釣り」はアクションゲームのような激しさ! 釣れば釣るほどレベルアップするというRPGのような要素もあります。今までの釣りゲームとは全然違った魅力を持つこのゲームに加藤はどっぷりとはまってしまいました。釣りが好きな人はもちろん、釣りなんて全然興味がない人にこそ楽しんで欲しいゲームです。 |
■加藤チェック!■
- 釣り未経験でも釣りの緊迫感が味わえる!
- というかそんなに飛べるなら魚じゃない気もするんですが!
- キャラのデザインは激しく好みが分かれるところ!
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