2007年のアミューズメント大予測！(2ページ目)

お子さまお断りのゲームセンターが登場？

ディーラーが立つ「ハイローラーフロア」のカードゲーム

そんなユーザー層の変化を受けて、ゲームセンターも料金体系や設備を改めている。セガの「All Star Park（オールスターパーク）」などでは、従来のゲーム機だけでなく、バッティングゲームなどのスポーツアトラクションなども設置する施設で、料金は一律の料金で時間内は自由に遊べる、時間従量課金制を採用した。

時間従量制を有効に活用すれば、少ない料金で今まで以上に楽しめるし、スポーツアトラクションなどを利用すれば、アクティブなユーザーの欲求も解消できる、また、同施設ではミニスカッシュやビリヤード、ネットPCなども設置して、24時間営業を開始するなど、大人のニーズも満たしている。
http://www.adores.jp/hrf/
こうした従来のゲームセンター像を覆す新施設が登場しているが、2007年以降はより大人向けの施設が登場することが予想される。アドアーズが一部店舗で展開する「ハイローラーフロア」は、メダルゲームなどのレートを高めに設定して、実際にディーラーが相手を勤めるブラックジャックやポーカーなどのテーブルゲームを用意する。

よって2007年は、「データにも最適な大人向けのカジノ風ゲームセンター、ゲームコーナーが増えていく」と予測する。

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朗報！クレーンゲームの景品が取りやすくなる！？

クレーンゲームのアームに磁石を付けることで景品獲得率を上げるゲームも登場してきている

ゲームセンターで幅広いユーザーにプレーされているのはクレーンゲーム。実はこのクレーンゲームも業界全体で眺めると、売り上げがやや落ち込んでいる。理由はいろいろ考えられるが、難易度が高いという先入観とヒット景品の不在が大きいのだろう。

業界団体がゲームセンターで行った出口調査で、クレーンゲームをプレーしないユーザーに「景品がとれにくいように設定されているだろうから」などの声が多く挙げられた。また、最近は定番のぬぐるみのほか、あれこれさまざまなジャンルの新景品リリースしているが、ぬいぐるみ以上の定番景品となるものはリリースされていない。

こんな状況を改善するため、クレーンゲーム専任のスタッフを配置して、アドバイスやよりより取りやすいよう景品の配置換えをする店舗なども登場し、今後はクレーンゲームの操作そのものを改善して、難易度を抑えつつ、目新しいシステムを採用した新作ゲームがリリースされていくだろう。

よって2007年は、「難易度の低くなったクレーンゲームで景品を大量獲得できるチャンス倍増」と予測する。

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