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暑さを撃退する、激怖ホラーゲームBest3

真夏にこそ堪能しておきたいホラーもの。ゲームセンターにも、ホラーもののゲームがズラリ。ゲームならではの爽快感と、ホラーものの恐怖感を一度に体験できるタイトルを厳選!

執筆者:安達 孝之

背筋も凍る激怖なホラーゲームベスト3を発表!

「ザ ハウス オブ ザ デッド4 スペシャル」ゲーム画面
「ザ ハウス オブ ザ デッド4 スペシャル」より。こんなゾンビたち囲まれる恐怖となぎ払う快感を味わってみませんか
(C)SEGA, 2006
暑い夏にゲームを楽しむなら、背筋も凍るホラーものがお勧め。ゲームセンターではこれまでさまざまなジャンルのホラーゲームが登場したが、昨今はホラーもののガン・シューティングゲームが定番。

リアルな3D CGグラフィックで迫るゾンビや怪物などを相手に、ゲーム本体に備え付けられたガン型コントローラーで立ち向かう。たかがゲームと侮る無かれ、思わず身を竦めてしまうような巧みな演出で、いつしか気分もホラー映画の主人公状態。

そこで今回はそんなホラーもののガン・シューティングゲームから、激怖なベスト3を厳選。ガイドの独断で選ぶ激怖ホラーなガン・シューティングゲームは以下の3タイトル。ゾンビなど銃を向けつつ、思いっきり肝を冷やして。

●独断で選ぶ激怖ホラーなガン・シューティングゲーム ベスト3


待ち受ける大量のゾンビをなぎ払え!

「ザ ハウス オブ ザ デッド4」筐体
62インチのワイド画面にリアルな質感のゾンビが大量に登場する気味の悪さも、このゲームの魅力のひとつ
(C)SEGA, 2005
1位に選んだのはセガの「ザ ハウス オブ ザ デッド4」。シリーズを重ね、4作目のこのゲームでは、おびただしい数のゾンビが登場し、そのぬめり感や光の表現、蠢く影などをリアルにCG技術などにて再現。大量のゾンビたちに囲まれる、そんなホラー映画さながらの状況を体験できる。

生理的に受け付けない人も出そうなリアルさのゾンビで恐怖を堪能できるが、ガンシューティングとしての爽快さも楽しめる。ガンコントローラーは、フルオートで連射するマシンガンタイプで、ゾンビもまとめて吹き飛ばせる手榴弾も発射でき、マシンガンや手榴弾で大量のゾンビをなぎはらう爽快感が味わえる。

さらに新システムの「ガチャプレイ」も採用。ゾンビに掴まれたり、押し倒されそうになったら、ガンコントローラーをガチャガチャと振る「ガチャプレイ」で脱出することができる。ただ、「ガチャプレイ」での脱出に失敗すれば連続ダメージのピンチとなる。


ギミック満載のボックス型のゲームで恐怖感倍増

「ザ ハウス オブ ザ デッド4」筐体
前後のモニターには迫り来るゾンビの群。さらにゲーム展開に合わせて動くイスや吹き出すエアーに恐怖も臨界点へ
(C)SEGA, 2006
ちなみに、この「ザ ハウス オブ ザ デッド4」、カップルや親子でも楽しめるアトラクション「ザ ハウス オブ ザデッド4 スペシャル」として登場。セガの室内型テーマパーク「東京ジョイポリス」や「梅田ジョイポリス」などの各アミューズメント施設で楽しめる。

より恐怖感を高めるボックス型本体内には、2つの100インチ大型スクリーンをプレ-ヤー前後に配置。シートはゲームの進行に応じて回転するペアシートで、5つのスピーカーで構成するサラウンドシステムから体感サウンドを、敵の攻撃を受けると前後からエアーが噴射されたりと、ギミックを多数搭載している。

「ガチャプレイ」はボタン連打で成立するようにするなど、ゲームの難易度は低めに設定され、ゲームが苦手な人でも楽しめるようになっている。ゲームはボックス内でプレーするので、絶叫しても気にならず、恋人とプレーするならこのゲームがお勧め。



ゾンビが現れる空間を探索する恐怖を堪能

「ガンサバイバー2 バイオハザード コード:ベロニカ」筐体
業務用ゲームならではの2人協力プレーが楽しめる
(C)CAPCOM CO., LTD. 2001 ALL RIGHTS RESERVED. (C)2001 NBGI
2位はナムコの「ガンサバイバー2 バイオハザード コード:ベロニカ」。家庭用のホラーゲーム「バイオハザード」シリーズから、ゲームセンターにガン・シューティングゲームとなって登場。

ゾンビなどのクリーチャーをガンコントローラーで倒していくわけだが、このゲーム、操作が通常のガン・シューティングゲームと異なる。ガンコントローラーをジョイステックのように傾けることで、右や左、前進後退など任意の方向へ移動できるのだ。

ただ敵が現れるのを待つこれまでのゲームと違い、閉鎖され、ゾンビなどが現れる空間を移動しなければならず、恐怖感も倍増。さらに制限時間を過ぎれば、一撃でプレーヤーを倒すほどの「実験体」が現れ、時間に追われる緊迫したゲーム展開が楽しめる。



ゴシックホラーなゲームの敵は吸血鬼

「ヴァンパイアナイト」筐体
ヴァンパイアが巣食う中世の城と城下町でプレーヤーはヴァンパイアハンターとして戦う
(C)2000 NBGI/SEGA/WOW ENTERTAINMENT, ALL RIGHTS RESERVED
ナムコの「ヴァンパイアナイト」は、ヴァンパイアが住む中世の城や古い城下町などを舞台にしたゴシックホラーのガンシューティングゲーム。当然、敵はヴァンパイアとなるが、各ステージには個性的なヴァンパイアなどのボスがプレーヤーを待ちうけている。

ボスと戦闘はステージ冒頭や途中など変化に富んで常にプレーヤーを驚かせる。また、展開途中に、ヴァンパイアになりかけている人々も登場。これらの人々を助けるには、体に取りつく「肉の芽」をピンポイントで狙撃せねばならず、失敗すれば完全なヴァンパイアに。

ランクも3位とホラーものとしての恐怖感は強くないが、そんなパニックの連続に肝を冷やすこと必死。ヴァンパイアなどのオカルトものが好きな人には最適なガン・シューティングゲームとなっている。


恐怖写真ならぬ恐怖プリントシールはいかが?

このほか、ゲームセンターでお馴染みのプリントシール機にも、ホラー映画バージョンなどが登場している。アトラスはプリントシール機「いつか王子様が… ~世にも美妙なストーリー~」で、「呪怨2」や「着信アリ」などのホラー映画とのタイアップバージョン期間限定でリリースしている。

劇中のショッキングなシーンなどで撮影画像を飾り、恐怖写真ならぬ恐怖プリントシールを作成できる。こんな恐怖系のプリントシール機を見つけたら、夏の思い出に一枚、背筋も凍るような一枚を撮影してみてはいかが?


<関連サイト>
ガイドおすすめ記事「お台場に新ホラーアトラクション誕生!」
ガイドおすすめ記事「映画『悪魔の棲む家』がホラーハウスに!」
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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