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予算別にプランをご提案しまっす! マイルームをゲームセンターに!!

ゲームセンター好きなら誰しも憧れる業務用ゲームの独り占めプレー。そんな贅沢プレーが3万円もあれば自室で実現できるとしら。ここではそんなプレーを実現する予算別のコースをご案内~!

執筆者:安達 孝之

■自室をゲームセンターにっ!!
 イキナリですが、おウチにゲームセンター作ってみませんか? 業務用ゲームから移植された家庭用ゲームをプレーして、「迫力がイマイチ」とか「なんだかしっくりこない」なんて思われた方、いっそのこと、アナタだけのゲームセンターを作っちゃいましょ!?

ゲームセンターを作ろうって言っても、何もお客を呼んで営業しましょってコトじゃなくて、できる限り業務用のゲーム機器を使って、自室に自分や友達と楽しめるゲームセンターを再現しましょってコトね。

と、まぁヒトクチに作りましょっていってもサイフの中身次第なところもあるし、「ゲーム基板ってなんですか?」てなイキオイの初心者さんには、具体的にどんな物が必要なのかもサッパリでしょ? そこで、まずは簡単、かつお手頃に、ゲームセンターのゲームが遊べる基本構成をご紹介しておきましょう。

■コントロールボックスで3万円~コース!
まずは、コントロールボックスなるアイテムを使った基本構成。本来、業務用のアーケードゲームをにじみのない綺麗な画面でプレーしたいなら、RGB入力の専用モニターがこの構成に組み込みたいが、コントロールボックスにはビデオ出力などの一般テレビ向け映像出力が装備されているので、それほど映像にこだわりがなければ、家庭用のテレビで。


○コントロールボックス
このコントロールボックスとは、ゲームセンターで見かけるビデオゲーム用の筐体から、モニターとゲームのソフトとなる基板を外したものと考えればわかりやすいかも。電源と映像出力機能、そしてゲームをプレーするのに大事なコントローラーの役目を一台でこなす。価格は、参考までに低価格・高性能がウリのシグマ電子「雷神」が29.800円から。

○ゲーム基板
いわばゲームの素。この基板を取り替えることで様々なゲームがプレーできるようになる。ただ、注意が必要なのは、年代やメーカーによって仕様が異なり、基板単体で動作する物や、システム基板にROMなどと呼ばれる基板を組み合わせ、使用するタイプもある。このシステム基板にはある程度の汎用性があり、システム基板よりも比較的安価なROMを組み替えて楽しむこともできる。購入の際は、ショップで訪ねてみるといいかも。そしてゲーム音声出力はコチラから。ちなみにコチラの価格はモノによりけり。中古なら1000円ほどから見つかる。

○ハーネス
これは基板とコントロールボックスを繋ぐ線。最近のゲームはどれもJAMMAハーネスと呼ばれる規格の線に対応してるけど、古いタイプのものや、メーカーによって専用の物を用意しなければいけないので、基板購入の際には要チェック。ちなみに価格は目安3000円前後。







構成価格例


ん~、どうでしょ? この内容が最低限、ゲームセンターで稼働しているビデオゲームをプレーするために必要なセットなんですが、家庭用テレビが大型のテレビや、迫力のオーディオ環境が整っていると、かなりのものです。

しか~し! コントロールボックスを基本とした構成じゃ、「ゲームセンターのムードにはほど遠い! もっとお金だしちゃるわい!!」ってな人、こうなったらコントロールボックスじゃなくて、ホンモノのビデオゲーム筐体を導入しちゃいませんか?

■ビデオ筐体でゲームセンターそのまんま4万円~コース

「でも筐体にはモニターも付いているし、高いんでしょ?」と思われる人も多いハズ。確かに新製品を新品で購入すれば、ベラボーに高い。だが、中古販売で年式が落ちた筐体ともなれば話は別。総予算4万円でも十分狙えますよん。

○ビデオゲーム筐体
この筐体には、電源、スピーカー、モニター、コントローラーがあらかじめ組み込まれている。なので、基本的に準備はハーネスと基板を繋ぐだけ。参考としてセガの「アストロシティ」などは、ゲームセンターに多く出回った筐体なので中古市場でも豊富。価格も30,000円程で購入できる。ただ、問題としてはメンテナンスの面倒さとその大きさか。

○ゲーム基板
こちらはコントロールボックスで紹介した物と同様。基本的に、比較的新しい筐体なら、どのビデオゲームにも対応できるよう、内部に収納スペースを設けている。


ここまでくれば、ほぼゲームセンターそのまんま。これで座るイスも業務用のスチールパイプイスなんて用意したらパーフェクト! ……ん? それでも満足できない? 「できれば、体感ゲームやシューティングゲームの最新作を、そのまんまの筐体でプレーしたい!」なんて、ブルジョワ的プレーがしたいなら、これでどうだ!!

構成価格例



■大型筐体の最新ゲームをおウチで! 100万円オーバーコース!!
ここまで来れば、もうゲーム道楽の極み、予算は100万円をらくらく越えてしまう恐怖のコース。まず、リリース間もないレースゲーム『F-ZERO AC』を導入した場合。筐体価格はSDバージョンで1,100,000円! もちろん、これ以外に必要なものはありません。


ガンシューティングが楽しみたければ『TIME CRISIS 3』なんていかが? こちらの価格はSDバージョンで1,380,000円!! ちなみにどちらのゲームの価格も、哲信クリエイトさんの価格を参考にさせて頂きました。

どうです? そこそこな車を購入したと思えば安いもんじゃないですか。え? そうは思わない? それは失礼しました……。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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