ついにサッカー日本代表23人決定! しかし、「もしアノ選手がいたら」とか、「フラット3はどうなの?」とか、サッカーファンの悩みは尽きないハズ。そこでゲームでシミュレーションしつつ、W杯の行方を占ってみよう。
■アナタが悩んでいるのは?
□トルシエ監督の指揮能力に疑問!
□ゴール決定力不足が心配!
□フラット3を再検証してみたい!
■オレがトルシエならこうしたいっ!!
アナタにオススメするのは『ワールドクラブ チャンピオンフットボール セリエA2001-2002』。このゲームのオススメポイントは3つ。
ポイント(1):選手カードを実際に配置することでフォーメーションを決定!
ポイント(2):チーム監督として選手交代や指示を出せる!
ポイント(3):選手カードには実際の有名プレーヤーをプリント!
ゲームの舞台はイタリアリーグ・セリエA。このリーグで監督としてチームを率いて勝利を目指す。筐体のディスプレーに配置した選手カードでフォーメーションが決まり、選手交代などもこのカードを変えることで可能になる。
ハーフタイム時には、ロッカールームで選手とコミュニケートできる。2000年6月、ハッサン2世杯でジャマイカ代表と対戦し苦戦した日本代表が、ハーフタイムのトルシエの一喝で生き返ったように、選手と監督のコミュニケートは重要なのだ。
ゲーム筐体はダービーオーナーズクラブで使用したような大型筐体。最大8人までプレーできるシートがある。W杯開催期間中、思い入れのある選手についてアレコレ友達と語りながらプレーなんてのもオモシロイ。
手駒となる選手カードは、攻撃力、技術、スピードなど7つの能力にわけ、それぞれを数値化。さらに選手にはスキルが設けられている。例えば、ヒデなら『キラーパス』といった具合。攻守の切り替えが早いサッカー選手の能力を数値化するというのは非常に興味深い。
さらに選手カードは何枚でも購入できるので、プレーヤー同士、交換しあうなんてコトもできる。実際、欧州のビッククラブでは、チームの補強などを目的に選手移籍市場が定例で開かれている。選手カードのトレードで、チームオーナー気分にまで浸れる。
ボタン入力の素早さやタイミングが競われがちなサッカーゲームだが、このゲームではあくまでもベンチで見守る監督。監督として、冷静に戦況を分析し、それぞれ特徴ある能力をもった選手=カードを適材適所できっていかなければならない。
スタミナが少ない選手はサブとして出場させたり、パワーのある選手はディフェンスの厳しいポジションに置く。など、このゲームでは自分なりの作戦オーダーを実行できる楽しさがある。テレビ観戦で「オレならこうしたのに……」そんな思いを思いっきりゲームで再現できる。
「サッカーはやるより、見てる方がオモシロイ」そんな人にぜひプレーしてもらいたい。テレビ観戦で培った、常に先を読む戦術眼をこのゲームで活かして、トルシエも驚くような強豪チームを作ってみよう!
(C) Hitmaker/SEGA, 2002