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ボディボード スピードを出すための4か条

友田たかしプロによる初心者向けボディボードテクニックvol.11。ステップアップすると、必要になってくるのがスピード。スピードがないとスピンやエルロロの習得が難しくなるので、ここでしっかりマスターしよう。

執筆者:うるの 加奈

友田たかしプロが指導! ボディボード講座vol.11

11回目はスピードについて。ボディボーダーにとって憧れのテクニックであるスピンやエルロロ。そのテクニックを身につける上で、とても重要になってくるのがスピード。どのテクニックもスピードがある程度ないと、スムーズにできないのだ。スピードがあることでボードを滑らせたり、レールを引っ掛けたりといったテクニックが出来るようになり、そこからスピンやエルロロなどの技へと結びついていくのである。スピードをつけるコツをマスターしよう。

斜めにテイクオフ

右斜め下に向かってテイクオフ
レギュラーの波なので、右斜め下に向かってテイクオフ
波のサイズが小さくパワーがない場合や、ダンパー気味なブレイクの時に真っすぐボトムにテイクオフするとスピードがつけにくい。こういう波の場合はテイクオフの時から少し横を向き、斜め方向にテイクオフが出来るようになると、スピードが死なずにキープしたままライディングができるようになる。

1.うねりを確認した時点でライディングしていく方向を決める。助走をつけるようにキックを始め、波が自分に追いついてきた時点で目線を進行方向の斜面に向ける。この目線によってボードの進む方向が変わってしまうので要注意。目線は進行方向全体を見つつ、少し斜め下側に向けるのが理想的。

2.目線を進行方向に向けたら、その方向に少しだけノーズの向きを変え、その方向に向かってキックしていく。目線を進行方向に向けていれば、頭の方の体重が少しレールに入り、斜め下に下りていくことができる。しかし、頭の方の体重が入っていないとレールが水に入らず、ボードが斜めに向いたまま真っすぐ下に下りてしまうので注意しよう。キックに集中しすぎると頭が下に向きやすいので、しっかり進行方向を見ながらキックするようにしよう。

3.この状態でボードが走り始めるが、キックはすぐにやめず、少し長めに行うようにすると安定して走り始める。岸側の手の位置もすぐに下げてヒジの辺りを持つのではなく、キックを続けている間は基本姿勢を保ったままにしよう。テイクオフがままならない状態でこれをやってはダメ! テイクオフ、横に行く姿勢が確実にできるようになったら、このテイクオフを試してみよう。

>>スピードを出すにはフォームが重要!>>
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